▼当店はe-honの加盟店です
 在庫検索はこちらでどうぞ!





              
プロフィール
ながしょ
ながしょ
こんにちは、「ながしょ」こと店長の長崎です。
熊本の本屋、熊本の書店として皆様に支えられて120周年を迎え、温故知新、人と本の幸せな出会いを演出していきます。
九州でも屈指の歴史とセンスある書店空間で人生・日々の生活に豊かさを添える本のセレクトを心がけています。
上通の書店、当ブログ、あわせてよろしくお願いいたします!

Information
おてもやんTOP

ログイン

読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 55人
オーナーへメッセージ
QRコード
QRCODE

2008年12月07日

自主仕入れで読者と対話(その1)

こちらの記事では、店長が熊本日日新聞のコラム
「書店から」に寄稿した記事を要約・抜粋してお届けいたします。

 
書店には、毎日大量の本が入荷します。
ここ数年、発行される出版物の点数は、
年間七万点以上一日平均でなんと二百点
典型的な多品種少量生産の業界です。

毎朝、大量の本が入荷します。

 




本が書店に並ぶまで、大まかに二通りのパターンがあり、
一つは、大手出版社と取次会社(出版業界の問屋さん)が
決定する書店ランクに基づいて「この店には何を何冊送るのか」
が自動的に設定される「パターン配本」というシステム。

書店ごとの売り上げ規模や傾向、客層といったデータによって
自動的に数を決めることができる効率的なシステムだが、欠陥も。
大書店には優先的に売れる本が多く配分され、
中小書店には、わずか数冊、もしくは入荷なし、ということも多い。

このシステムでは、中小書店の「もっと売りたい」という声は
なかなか聞き入れられません。

福岡の取次会社にて。このように直接取次さんへ出向いて商品調達することもあります。

(その2に続きます。)
 



同じカテゴリー(本屋のしごと)の記事画像
棚卸し作業in眠いなか・・。
生活彩る「情報交差点」に(その2)
生活彩る「情報交差点」に(その1)
面白い出版社とのやりとり(その2)
面白い出版社とのやりとり(その1)
自主仕入れで読者と対話(その2)
同じカテゴリー(本屋のしごと)の記事
 棚卸し作業in眠いなか・・。 (2009-06-29 00:01)
 生活彩る「情報交差点」に(その2) (2008-12-31 00:01)
 生活彩る「情報交差点」に(その1) (2008-12-27 18:16)
 面白い出版社とのやりとり(その2) (2008-12-16 00:01)
 面白い出版社とのやりとり(その1) (2008-12-13 00:01)
 自主仕入れで読者と対話(その2) (2008-12-09 10:01)

この記事へのコメント

一日平均200点!!すごいですね。
本は大好きなので、本屋さんも図書館も大好きです。。。
ただ選ぶモノは限られているのですが、活字ってとにかく私にとって魅力的なものです。。
美しい言葉の羅列に出会うと、宝物を手に入れた気分になります。。
本との出会いを繋いでくれる本屋さん。。
色んな本の紹介楽しみにしてます。
「お気に入り」にいれさせてください^^。
Lee
Posted by LeeLee at 2008年12月07日 09:28
>Leeさん

嬉しいコメントをいただき、ありがとうございます!

おっしゃる通り、小説にしても随筆や詩にしても、時空を超えて琴線に触れる言葉と出会える喜びは何物にも代えがたいと思います。

これからもよろしくお願いします(^^)
Posted by ながしょながしょ at 2008年12月07日 15:07
「パターン配本」の功罪、悩ましいです。
当然、そこに恩恵もあったはずですから…。

でも、『運命の人(好きな本)』との出会いの場所は、
『素敵なシチュエーション(好きな本屋さん)』だった方が、
思い出も美しくなるように思います。

「この作家との初めての出会いは、
リニューアル前の長崎書店さんの
壁際の平積みだったなぁ」といった回顧を、
私はよくします。
その「本を手に取ったときの記憶」も含んでの、
「好きな本」であることが多いです。

自身(読者)と書籍(著者)、
そして本屋さんの“想い”が渾然一体となって、
幸せな読書経験を形成していると感じています。

(その2)楽しみにしてます!
Posted by メガネの大宝堂メガネの大宝堂 at 2008年12月08日 10:24
>メガネの大宝堂さま

おっしゃるとおり、いろんなシステムには
恩恵と弊害の両面があるようです。
われわれ書店は、読者の便益を最大に
かつ、自店の経営の最適なバランスを、
今後より厳しく探っていかねばなりません。

コメントに頂いたような、お客様と本との
思い出深き場所を提供し続けていくことを
頑張っていきたいと思います(^^)
Posted by ながしょ at 2008年12月08日 11:11
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。