2013年10月21日
La!Bunko2013特別ゲスト 柴田元幸さん、新井敏記さんを改めてご紹介します
本日は、今回のLa!Bunkoに特別参加をしてくださった柴田元幸さんと新井敏記さんを改めてご紹介したいと思います。
当ブログでも何度かお知らせしてまいりましたが、これまで数々の外国文学を翻訳してこられた柴田元幸さんが、当店にてイベントを開催してくださることとなりました。(イベントの詳細については→http://nagasakishoten.otemo-yan.net/e794769.html)
このご縁をつくってくださったのが、出版社・スイッチ・パブリッシングの新井敏記さん、雑誌「スイッチ」や「コヨーテ」を創刊され、ご自身の著作もある方です。
お二人とも、ラ・ブンコへの参加を快諾してくださいました、柴田さん、新井さん、ありがとうございました!
では、La!Bunkoらしく、お二人のお仕事のうち文庫になっているものをご紹介したいと思います。

当ブログでも何度かお知らせしてまいりましたが、これまで数々の外国文学を翻訳してこられた柴田元幸さんが、当店にてイベントを開催してくださることとなりました。(イベントの詳細については→http://nagasakishoten.otemo-yan.net/e794769.html)
このご縁をつくってくださったのが、出版社・スイッチ・パブリッシングの新井敏記さん、雑誌「スイッチ」や「コヨーテ」を創刊され、ご自身の著作もある方です。
お二人とも、ラ・ブンコへの参加を快諾してくださいました、柴田さん、新井さん、ありがとうございました!
では、La!Bunkoらしく、お二人のお仕事のうち文庫になっているものをご紹介したいと思います。

1ヵ月ほど前に文庫になったばかりの本書は、柴田さんが翻訳された、ポール・オースターの『ガラスの街』です。オースターがアメリカ文学の最先端に躍り出るきっかけともなった「ニューヨーク三部作」と呼ばれる作品群の第一作目にあたり、デビュー作でもある小説です。エドガー賞にノミネートされてしまったほどにミステリーテイストがありながらミステリーではないという、オースターならではの小説。普段ミステリーしか読まないという方、逆にミステリーは全く読まないという方にとって、おもしろい出会いとなる一冊ではないでしょうか。オースターは未読の方にもおすすめです。
ガラスの街/ポール・オースター著、柴田元幸・訳/新潮文庫/546円

つづきまして、荒井さんの著作からご紹介する文庫は『SWITCH STORIES 彼らがいた場所』です。こちらの本は、様々な人物への、様々な形で新井さんご自身によって行われたインタビューを編集した本です。ヴィム・ベンダース、井上陽水、吉田美和、Cocco、桑田圭祐…13人が登場します。中でも注目のひとつ、熊本出身の俳優、笠智衆(りゅう・ちしゅう)さんへのインタビューは、寅さんのはなしや小津安二郎監督のはなし、俳優という仕事のことなど笠智衆さんの独特な人柄を感じとりながら読むことができます。全13本、貴重な記録の数々です。
SWITCH STORIES 彼らがいた場所/新井敏記/新潮文庫/660円
改めて、柴田元幸(しばた・もとゆき)さんとは…
1954年東京生まれ。東京大学教授。翻訳家。著書に『ケンブリッジ・サーカス』『翻訳教室』など。訳書にオースター『幽霊たち』、ダイベック『シカゴ育ち』、ミルハウザー『ナイフ投げ師』、ラファージ『失踪者たちの画家』など多数。
新井敏記(あらい・としのり)さんとは…
1954年生まれ。85年に「スイッチ」創刊、2004年に「コヨーテ」創刊。主な著書に『SWITCH STORIES 彼らがいた場所』(新潮社)『人、旅に出る』(講談社)『モンタナ急行の乗客』(新潮社)『片山豊 黎明』(角川書店)『沖にむかって泳ぐ』(文藝春秋)『アジアの感情』『鏡の荒野』、写真集『夏の水先案内人』(スイッチ・パブリッシング)
ガラスの街/ポール・オースター著、柴田元幸・訳/新潮文庫/546円

つづきまして、荒井さんの著作からご紹介する文庫は『SWITCH STORIES 彼らがいた場所』です。こちらの本は、様々な人物への、様々な形で新井さんご自身によって行われたインタビューを編集した本です。ヴィム・ベンダース、井上陽水、吉田美和、Cocco、桑田圭祐…13人が登場します。中でも注目のひとつ、熊本出身の俳優、笠智衆(りゅう・ちしゅう)さんへのインタビューは、寅さんのはなしや小津安二郎監督のはなし、俳優という仕事のことなど笠智衆さんの独特な人柄を感じとりながら読むことができます。全13本、貴重な記録の数々です。
SWITCH STORIES 彼らがいた場所/新井敏記/新潮文庫/660円
改めて、柴田元幸(しばた・もとゆき)さんとは…
1954年東京生まれ。東京大学教授。翻訳家。著書に『ケンブリッジ・サーカス』『翻訳教室』など。訳書にオースター『幽霊たち』、ダイベック『シカゴ育ち』、ミルハウザー『ナイフ投げ師』、ラファージ『失踪者たちの画家』など多数。
新井敏記(あらい・としのり)さんとは…
1954年生まれ。85年に「スイッチ」創刊、2004年に「コヨーテ」創刊。主な著書に『SWITCH STORIES 彼らがいた場所』(新潮社)『人、旅に出る』(講談社)『モンタナ急行の乗客』(新潮社)『片山豊 黎明』(角川書店)『沖にむかって泳ぐ』(文藝春秋)『アジアの感情』『鏡の荒野』、写真集『夏の水先案内人』(スイッチ・パブリッシング)