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こんにちは、「ながしょ」こと店長の長崎です。
熊本の本屋、熊本の書店として皆様に支えられて120周年を迎え、温故知新、人と本の幸せな出会いを演出していきます。
九州でも屈指の歴史とセンスある書店空間で人生・日々の生活に豊かさを添える本のセレクトを心がけています。
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2012年10月10日

La!Bunko日記6 文庫セレクターのご紹介

みなさまこんにちは。今日は少しだけLa!Bunko2012で文庫に巻いてある帯のお話をします。
La!Bunko日記6 文庫セレクターのご紹介

帯はA3用紙に印刷して自分たちで切っています。帯をデザインして下さったのはGraphic Engineさん。今回のLa!Bunkoでトータル・コーディネートしていただきました。グラフィック・エンジンさんのことや、ポスター・小冊子などグラフィック・エンジンさんにデザインして頂いたものなどは、また別の日にブログでご紹介いたします。

では、本日もLa!Bunkoの文庫セレクターの方々と選んで頂いた文庫をご紹介いたします。

◇エイメン美加さん◇
ふりーだむイングリッシュスクールマネージャー。夫ジムエイメン(庭師)と渓谷を歩くこととヨガとハワイ大好き。
エイメン美加さんのおすすめ  海からの贈物/アン・モロウ・リンドバーグ/新潮文庫/¥452
La!Bunko日記6 文庫セレクターのご紹介

この本へのコメント  50年ほど前に書かれたとは思えない色あせないエッセイ。女性の一生の移り変わりを貝の型にたとえてあり、美しく表現されています。凛としていて、しなやかさも重ね持った女性として生きる知恵が散りばめられた一冊です。
その他のおすすめ文庫  シッダールタ/ヘッセ/新潮文庫/¥420
文庫本への想い  自分のスパンを広げるのは読書






◇江口ゆきひささん◇
H23年まで風犬ナンジャのツッコミ担当。現在はRKKぱじゃまdeシネマレギュラー出演。ラジオにも出演中。
江口ゆきひささんのおすすめ  下世話の作法/ビートたけし/祥伝社黄金文庫/¥580
La!Bunko日記6 文庫セレクターのご紹介

この本へのコメント  独断と偏見。この本にはこう言葉を残そうか。本書は度々、日本国民はいつからこんなにも下品になったんだ、元々日本文化は高尚なのだ、と綴られている。読むにつれ、たけしさんの独断と偏見には共感が持てた。
その他のおすすめ文庫  眠りの森/東野圭吾/講談社文庫/¥580
戦争論争戦/小林よしのり、田原総一郎/幻冬舎文庫/¥520
「下世話の作法」への追加コメント  日本中のものが品位を落としている。テレビもマスコミも国民も下品なままでいいわけはない。品位も粋も総出で今一度学ぶ時が来た。本書は、たけしさんなりの感覚で上品と下品が書かれている。上品な日本国民に戻る為に、日本人よ日本人にもどれ!そう聞こえてきそうだ






◇大畑晶子◇
情報デザイナー・コピーライター。広告の仕事の傍ら、写真の古典技法サイアノタイププリントやフォトコラージュで作品をつくる。
大畑晶子さんのおすすめ  とうに夜半を過ぎて/レイ・ブラッドベリ/河出文庫/¥998
La!Bunko日記6 文庫セレクターのご紹介

この本へのコメント  そこには別世界がある。SFと呼ぶにはあまりにも叙情的。十代で読んだこの本は大人を再びトリコにする。テンポのいい短編は、後半変拍子となり、ラストシーンで私の心を頁の余白にポーンと放り出す。この感覚がいい。
その他のおすすめ文庫  猫のつもりが虎/丸谷才一/文春文庫/¥660
鴨川ホルモー/万城目学/角川文庫/¥540
文庫への想い  文庫=持ち歩くという偏見から、基本、文庫は頁数の少ないものか短編集と決めている。あるいは昔読んだ本を、もう一度読み返したい時…。今回は、かなり遠ざかっていた文庫本へ目を向けるきっかけとなった。このフェアが多くの人にとって同様のきっかけとなりますように。






◇小笠原瞳さん◇
文章を書いています。趣味でアートを楽しむゆるい活動「kmac(クマック)」をしています。参加者募集中!
小笠原瞳さんのおすすめ  貧乏人の逆襲!タダで生きる方法/松本哉/ちくま文庫/¥672
La!Bunko日記6 文庫セレクターのご紹介

この本へのコメント  東京・高円寺でデモや謎のパーティーなどユニークな活動を繰り広げる著者。貧乏人がいかに生きるかのぶっとびハウツー本、という裏に現代社会の問題や常識への疑問があり、笑いながらも考えさせられます。
その他のおすすめ  わたしたちに許された特別な時間の終わり/岡田利規/新潮文庫/¥380
文庫本への想い  文庫は、シンプルであるからこそ一冊一冊の個性や魅力がより引き立つ気がします。どんな人の言葉も平等に本棚に並ぶさまがとても素敵です。




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