2012年07月18日
『趣味と実益』取扱いはじめます。

知る人ぞ知る純粋個人雑誌、
その名も『趣味と実益』。
長崎書店で取扱いはじめます。
【編集・発行 平山亜佐子さんのブログはコチラ】
A4判、20ページの小冊子で
第壹号~第四号まで出ています。各税込500円。
中里介山、宮武外骨とくれば
次は平山さんの『趣味と実益』で決まりです★
『趣味と実益』創刊のことばを引用します。
ここに平山亜沙子編集の純粋個人雑誌「趣味と実益」の創刊を宣言する。
「趣味」とは人間が自由時間に好んで行う事柄のことである。余輩の一年一ヶ月一日はほぼ自由時間にして、それを利用する本誌の作成も趣味といえる。とはいえ、霞を喰って生きるわけにもいかぬので「実益」の登場と相成る。本誌は一人で作成しているため精々二〇頁前後の薄きに堕するが、にも関わらず五〇〇円と設定している。これは雑誌本体の価格というよりは、余輩の主義への投銭であり、さらに事を進めるならば余輩の生活の後援の意味もある。本誌を買えば貴兄は自動的に余輩のパトロヌスとなる仕組である。
然り而して本誌の主義について借耳を拝するならば、本誌の主義は簡単簡潔、自分中心主義である。自分で見たもの聞いたもの感じたもの考えたものを信用する、それのみに生きるのが本誌の提唱する自分中心主義なのである。
とはいえ、いきなり自分中心主義といわれても何が何やら川端柳であろうから、本誌がそのお手伝いをしていこうという次第である。貴兄等も趣味と実益を兼ねて本誌を読まれたし。
この長ーい引用文を読み終えてしまったあなたは、
もはや店頭で実物を確認したくなってくるはず。
実物はレジ前、文芸雑誌のコーナーにございます。
どうぞお手にとってご覧くださいませ。