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こんにちは、「ながしょ」こと店長の長崎です。
熊本の本屋、熊本の書店として皆様に支えられて120周年を迎え、温故知新、人と本の幸せな出会いを演出していきます。
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2011年11月10日

山に生きる人びと

こんにちは、スタッフの児玉です。今日は河出文庫の新刊をいくつかご紹介します。まず宮本常一の「山に生きる人びと」です。東日本大震災関連書籍コーナーの近くでも、宮本常一を特集しております。3.11以降いっそう注目度が高まっている日本を代表する民俗学者の一人です。

山に生きる人びと

山には「塩の道」もあれば「カッタイ道」もあり、サンカ、木地屋、マタギ、杣人、焼畑農業者、鉱山師、炭焼き、修験者、落人の末裔…さまざまな漂泊民が生活していた。ていねいなフィールドワークと真摯な研究で、失われゆくもうひとつの(非)常民の姿を記録する。宮本民俗学の代表作の始めての文庫化。宮本常一著/798円



当店でも人気のある、シャンソン歌手でありエッセイストの石井好子の「女ひとりの巴里ぐらし」も、このたび文庫化されました。単行本時、あの三島由紀夫も賛辞を寄せた「貴重な歴史的ドキュメント」です。
山に生きる人びと

一九五〇年代のパリ―戦後の芸術文化が華やかに咲き誇った街で、日本人歌手としてモンマルトルのキャバレー“ナチュリスト”の主役をつとめた著者による自伝的エッセイ。楽屋生活の悲喜こもごもや、まだ下町らしさの残るパリでの暮らしを、女性ならではの細やかな筆致で生き生きと描く。 石井好子著/683円



最後にもう1冊ご紹介します。生誕80周年と追悼の意を込めて記念出版された、「小松左京セレクション1 日本」です。今後「2 未来」と「3 文学」の刊行が予定されている、まったく新しい小松左京文庫セレクションです。
山に生きる人びと

「小松左京は、戦後日本を代表する娯楽作家であり、日本SFの創設者である。だが、それだけではない。知識人であり教養人であり、その溢れる知性に文学というかたちを与えるとき、SFという表現形式を見出したひとりの思索者だったのだと考える。本書はそのような観点から編まれた、小松左京傑作選である」─東浩紀小松左京著/東浩紀編/998円

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この記事へのコメント

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小松左京さんの短編 まぼろしの21世紀を
中学の頃 読んで 漫画みたいで(こういう表現で いいのだろうか?) おもしろかったなぁ。
読書同好会(名前検討中
Posted by 謎の三文字☆村石太 at 2012年01月12日 09:02
>謎の三文字☆村石太さん
コメントありがとうございます。
お返事遅くなりましてもうしわけございません。

小松左京さんがお好きなのですね!
小松左京セレクションの刊行予定の情報はまだ入ってきていませんが、楽しみにしていてください!
Posted by ながしょながしょ at 2012年01月15日 16:19
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