作： 齋藤 孝
絵： 工藤 ノリコ
出版社： ほるぷ出版
税込価格： ¥1,260
（本体価格：¥1,200）
発行日： 2004年09月
ISBN： 9784593560486





こんにちは、スタッフの鶴留です
今、我が家で旬な読み聞かせ本をご紹介します

この絵本は可愛らしいイラストを描かれる
工藤ノリコさんが絵を担当されています。
私は、こんやはどんなゆめをみる？、も好きです

そして文の担当は斎藤孝さんです。
お察しの良い方や、育児をされている方はピンとくるかもしれませんが、
あのＮＨＫ番組「にほんごであそぼ」の監修をされている方なので、
絵本の内容も、簡単で分かりやすく、番組のように歌いながら読めます

番組では暗唱できる子ども達を見ながら、
「すごいなぁ～やっぱり子どもは脳が柔らかいっ！」
なんて思っていましたが、実際読み聞かせを何度かやるうちに、
私も大体は暗唱できるようになりました（エヘン）

この絵本は寿限無の一つ一つの言葉の意味については
詳しく述べられていません。それについては、川端誠さんの
落語絵本「じゅげむ」を読まれると面白く理解できます

斎藤孝さんは、まずは寿限無を声にだして読む楽しさを
第一に伝えたいということで、この絵本を製作されたようです

この絵本の中に、寿限無の言葉が何回か繰り返されていますが、
最初は歌いながらゆ～っくりと楽しんで、
途中からは早口で歯切れよく読むと楽しくなりますよ

正月らしい本、ということで１月２１日（土）の長崎書店の読み聞かせ、
「おはなしの森」のラインナップにも入れています。お楽しみに！