2010年12月17日
こんな話だったのか「かしこいビル」

ウィリアム・ニコルソン/作
まつおか きょうこ
よしだしんいち/訳
ペンギン社
税込1,050円
できるだけ、お店にある本のことは知っておきたいなと思いつつ、日々の新刊の波やらのあれやこれやに流される毎日です。
なので、本のタイトルは知っているけれど内容を勘違いしていることがあります。
ニューヨークの高層ビル(賢いので喋ります)と都会に住む人々との心あたたまるお話を想像していたのですが、全くそんなお話ではなかったです。
ビルというのは、表紙にもいるこの人(?)
おもちゃの兵隊さんなのです!
ある日、メリーのもとにおばあちゃんから「家に遊びにいらっしゃい」という手紙が届きます。
メリーは荷づくりをします。
あしげのアップル、毛皮のついた手袋、人形のスーザン、笛…
それからもちろん、かしこいビルも一緒に連れて行こうとして…
なんと!!
なんと!!!
トランクにビルを入れ忘れてしまったのです。
メリーは知らずに汽車に乗って行ってしまいました…
…かわいそうなビル。
ビルは泣いて泣いて、
起き上がって階段をかけ下り、
メリーの乗った汽車をひたすら追いかけます!
野を越え山を越え、駅に先回りして?メリーを待っているビル。
ビルはメリーと無事に再会できたのでした。
かしこいビル!!
……というお話です。
手書きの文章がまたいい味だしてます。
なんと!!
なんと!!!
もちゃんと手書きなんですよ。
おいていかれたおもちゃの兵隊が、汽車にのった女の子を追いかけつづけて追いつく話だとは、「かしこいビル」というタイトルからは想像もできないところがおもしろかったなー
ビルというのは、表紙にもいるこの人(?)
おもちゃの兵隊さんなのです!
ある日、メリーのもとにおばあちゃんから「家に遊びにいらっしゃい」という手紙が届きます。
メリーは荷づくりをします。
あしげのアップル、毛皮のついた手袋、人形のスーザン、笛…
それからもちろん、かしこいビルも一緒に連れて行こうとして…
なんと!!
なんと!!!
トランクにビルを入れ忘れてしまったのです。
メリーは知らずに汽車に乗って行ってしまいました…
…かわいそうなビル。
ビルは泣いて泣いて、
起き上がって階段をかけ下り、
メリーの乗った汽車をひたすら追いかけます!
野を越え山を越え、駅に先回りして?メリーを待っているビル。
ビルはメリーと無事に再会できたのでした。
かしこいビル!!
……というお話です。
手書きの文章がまたいい味だしてます。
なんと!!
なんと!!!
もちゃんと手書きなんですよ。
おいていかれたおもちゃの兵隊が、汽車にのった女の子を追いかけつづけて追いつく話だとは、「かしこいビル」というタイトルからは想像もできないところがおもしろかったなー
