マイク・ドゥーリー／著　山川紘矢／訳　山川亜希子／訳


出版社名 角川書店
出版年月 2008年8月
ISBNコード 978-4-04-791612-8
(4-04-791612-9)
税込価格 1,785円
頁数・縦 ２７８Ｐ　２０ｃｍ

こんにちは、私は宇宙です。

こんにちは。スタッフのＩです。

今日、ご紹介するのは、「宇宙からの手紙」という本です。

宇宙からあなたに向けられた手紙の本です。

ほとんどの人はこのような宇宙からの手紙（メッセージ）を日常的に受け取っていますが、日々の忙しさの中で、意識のすみっこに追いやられてしまいます。

だけど心はちゃんと受け取っています。

自分の心の中と宇宙はつながっているからです。

こんにちは、宇宙です。

人生はダンスのようなものです。
そして、私たちは、そのパートナーです。
山あり、谷あり、まわり道あり。

でも、心配はいりません。
そんなもの、マンボや、タンゴや、チャチャチャのステップみたいなもの。

もしその動きの一部分だけを取り出して、ダンス全体と切り離して見ると、みんなバカげた動きに見えるでしょう。
しかし、それをもっと大きな視点から見てみれば、動きの中にすばらしい詩を発見することでしょう。

人生に立ちふさがる山も谷もまわり道もずっと良いものをもたらすためにあなたを待たせておく時の私のやり方にすぎません。
そんなことで気をそがれたり、自身を失ったりしてはいけません。
そして何よりも、あなたの踊りを止めてはいけません。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　あなたの最高の振りつけ師
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　宇宙より

ＰＳ―あなたがダンスを選んで下さい。社交ダンスですか？それともディスコダンス？
私がステップを作ってあげます。いいですか？

確かにダンスの一部だけを見ると、それが何の意味を持つのかわかりませんので、バカげた動きに見えるかもしれません。
マイケルジャクソンのムーンウォークでさえ、音楽や踊りの中の一部だからこそ、あんなに輝くのであって、何も知らない人がそこだけを見ると、ただの後ろに下がっている人に見えるかもしれませんね。

そして人生についてもダンスと同じように全体性があります。
ある出来事だけを見て人生を判断することはできません。
人生が終わるときになって初めて全体を振り返ったときに、どんな人生だったのかが見えてくるのです。

たとえば病気をしたとき、とても苦しくて自分の人生は不幸な人生に見えるかもしれません。
だけど、そのおかげで何か大切なことに気づけたら、人に優しくできるようになったら、「あのとき病気になってよかった」と思える日がきっと来るでしょう。

そうやってみると、人生に悪いことなんてひとつも起きていないことがわかります。
ひとつひとつはダンスのステップやターンのように意味のないことやたいしたことのないように見えるかもしれませんが、それが完成したとき、どれひとつかけてもこのダンス（人生）は完成しなかったとわかるでしょう。

あなたが「ここ」にいる理由は、
すぐれた人になるためではありません。
もっと成長するためでもありません。
完璧な人間になるためでもありません。
あなたの「問題」を解決するためでもありません。
世界を救うためでもありません。
誰かを救うためでもありません。
ひとかどの人間であることを証明するためでもありません。
何かになるためでもありません。

・・・・・ただ自分自身になるためです。
そのためだけに努力して下さい。
あなたにできるのはそれだけです。
しかし、そうしているうちに、・・・・・（あなたの願いは）結局、すべてが自然に実現するでしょう。


世の中に出て行って、毎日、心の底から、私があなたと共にいると、感じて下さい。
そして、本当に魔法をひきおこしましょう。
自信を持って、奇跡を期待して、前に踏み出しましょう。
勇気を持って、さあ、あなたの夢に向かって進むのです。

愛する人よ、一段ずつ、昇ってゆく時です。
そして、すべてを軽やかに受けとめて、遊ぶ時です。
流れに乗ってゆきましょう。
私たちが力をあわせれば、やれないことは、何ひとつありません。
でも、私たちを動かし始めるのは、あなたです！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　時の終わりまで、あなたの
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　宇宙より

（本文より抜粋）

宇宙を神と呼んだって創造主と呼んだっていいんです。
自分だけの素敵な愛称で呼んでもかまいません。
大切なのはその偉大な何かと一緒に自分が世界を創造していると知ることです。

宇宙が私たちに望むことは、私たちが「自分自身」になることです。
なぜならその「自分自身」の中に、幸せになることも、豊かになることも、喜びを感じることもすべて含まれているからです。

何かにならなくていいとき、ただそのままの自分で受け入れられていると感じるとき、ただそこに存在していると感じるそのときに、ハートにふわっと湧き起こってくるもの、それがきっと自分自身であることのしるしなのでしょう。

それをいつも感じさせてくれる大切な人に心から感謝です。


宇宙からの手紙、あなたの元にも届いていますか？

もしかしたら、あなたの心の郵便ポストにはたくさんの宇宙からの手紙が封がされたままたくさんたまっているかもしれません。




その大切な手紙たちに気づくことができますように。