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こんにちは、「ながしょ」こと店長の長崎です。
熊本の本屋、熊本の書店として皆様に支えられて120周年を迎え、温故知新、人と本の幸せな出会いを演出していきます。
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2009年11月01日

魔女がいっぱい

魔女がいっぱい


児童図書館・文学の部屋
ロアルド・ダール/作 清水達也/訳 鶴見敏/訳 クェンティン・ブレイク/絵 

出版社名 (株)評 論 社
出版年月 1987年4月
ISBNコード(13桁) 978-4-566-01058-1
ISBNコード(10桁) 4-566-01058-9

税込価格 1,365円




 ぼくの身に起こったそのできごとを読んだら、君たちは、恐ろしさに悲鳴をあげるだろう。それはしかたがないことなんだ。真実は語らなければならないからね。ぼくが (たとえ姿はみょうなことになってしまっても) 今、ここにいて、君たちに話ができるのは、みんなぼくのすばらしいおばあちゃんのおかげなのさ。





 ぼくのおばあちゃんは、ノルウェー人だった。黒い森と氷につつまれた山やまに囲まれたノルウェーは、魔女のふるさとだから、この国のひとびとはだれもが、魔女のことならなんでも知っている。





こんにちは、スタッフのKです。

以前、「魔女図鑑」を本棚から引っ張り出したとき、魔女の本を他にもいくつか思い出しました。どれも本当に夢中になって読みました。
今回はその一つをご紹介します。

作者は「チョコレート工場の秘密」のロアルド・ダール、挿絵はダールと名コンビの画家クェンティン・ブレイクです。

内容はかなりスリリングです。児童書なのですが、表現がリアルでとても怖い。小さい子は大人と一緒に読んだ方がいいと思います。しかし、どこか奇妙で、思わず笑ってしまうようなところもあります。



ほんものの魔女というのは・・・・・・

 ほんものの魔女は、ごくあたりまえの服を着て、そのへんの女のひととぜんぜん変わらない。ふつうの家に住み、ひとなみに仕事をしているんだ。

 ほんものの魔女は、子どもをもうれつに憎んでいる。腹わたがにえくりかえるように憎んでいて、君たちには、想像もつかないほどだ。

 君たちが、たっぷりクリームのかかったイチゴをお皿に山もりだされたら、うれしくてたまらないように、魔女は、子どもをぺちゃんこにつぶすのが、なによりもうれしいことなんだ。






本書は、新しく「ロアルド・ダールコレクション 13」として出版されています。
こちらは当店にも在庫がございますので、ご来店の際はぜひ手にとって読んでみてください。
魔女がいっぱい


魔女がいっぱい
ロアルド・ダールコレクション  13
ロアルド・ダール/著 クェンティン・ブレイク/絵 

出版社名 (株)評 論 社
出版年月 2006年1月
ISBNコード(13桁) 978-4-566-01422-0
ISBNコード(10桁) 4-566-01422-3

税込価格 1,365円




 

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