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こんにちは、「ながしょ」こと店長の長崎です。
熊本の本屋、熊本の書店として皆様に支えられて120周年を迎え、温故知新、人と本の幸せな出会いを演出していきます。
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2009年11月14日

神よりしあわせ

神よりしあわせニール・ドナルド・ウォルシュ/著 吉田利子/訳

出版社名 サンマーク出版
出版年月 2009年3月
ISBNコード 978-4-7631-9846-4
(4-7631-9846-7)
税込価格 1,785円
頁数・縦 204P 20cm





あなたが屈めるのは
足もとにあるたくさんの奇跡を見つけるため

伸びができるのは
天国の美しい面輪を
肩にのしかかる重荷の
ほんのちょっと家に見つけるため



こんにちは。スタッフのIです。

今日、ご紹介するのは、「神よりしあわせ」という本です。

神よりしあわせになることというのは一体どんな感じなのでしょう?

神さまってきっとものすごくしあわせなはず。
さらにそれよりしあわせってどんな状態?


この本のなかに神より幸せになる方法が書いてあります。

「神より幸せ」になる17のステップの中のひとつ、「人生を批判しない」という項目を、こちらでご紹介します。

わたしたちが人生で感じる不幸の大半は、自分自身の判断から生まれる。
わたしたちはすべてを批判したがる。
周囲の人びと、人びとを含めた環境、瞬間瞬間の出来事、そしてもちろん自分自身を。

なかには、どんなチャンスでも見のがさずに批判するひとがいる。
まるで「人生そのもの」が裁判か試験のようだ。
いつも、いつでも批判しつづける。

とくに興味深いのは、そんな判断のほとんどに、客観的な物差しなどないことだろう。
たいていは過去の経験、自分の思いつき、自分自身の「物語」をもとにして、べつのことを批判する。
もちろん、そのひとたちは、歪んでいるのは自分の「経験」や「思いつき」や「物語」かもしれない、などと考えもしない。

わたしはそういうひとたちをたくさん見てきたので、たぶん自分も同じだろうと思っている。
だから他人を批判する代わりに、できるだけ自分をふり返ろうと努力している。

もしも批判的になりそうな自分を感じたら、いつか自分も人生で同じように行動したことがなかったか、どこかで同じようなことをしでかさなかったか、どうしてそんな過ちをしたのか、とふり返ってみる。
すると同じだという思いがあふれて、批判はどこかへ押しやられる―非難することなど不可能になる。

わたしがここで言っているのは、愛する心には批判が忍びこむ場所はない、ということだ。
だが、忘れないでほしい。
批判は識別とは違うし、観察も批判とは違う。

識別することはとても健康なことだし、観察するのも完璧に自然なことだ。
「観察」とは「これはこうだ」と言うことだ。
批判とは「だからどうだ」と言うことである。

(本文より)


生きているなかで、観察と批判、この区別がつかなくなってしまうことがよくあります。

観察とは今、目の前にあることを見つめることです。

「今、目の前を犬が歩いている」

それに対し、批判とは、自分の過去の経験、自分の思いつき、自分自身の「物語」をそれに重ね合わせて判断をすることです。

「私は昔、犬に噛まれたことがある。だからこの犬も私を噛むに違いない。犬って本当に最悪だ」

となるわけです。

批判をするのをやめると、新しいことにたくさん気づけるようになるでしょう。

「犬ってよく見たらかわいいな。以前、私が噛まれたのは私が犬にいたずらしようとしたからかもしれない。今度は優しく触ってみよう」

「ワン、ワン♪」

批判をしなくなると、人生はハッピーになっていきます。

こころの持ち方しだいで、神より幸せになることもできるし、悪魔より不幸になることもできるのですね。


私たちの歩く道が暗闇のように見えるときでも、うつむいて歩けば足もとに咲いているたくさんの花に気づくことができるし、上を見上げれば空に輝く満天の星たちに気づくことができます。

暗闇とは、「何もない」ということではありません。
「今はただ見えない」というだけです。

暗闇とは宝物を隠しているベールのことであり、その宝物は本当はいつも私たちの手の中にあるのです。

批判をすることがそのベールであり、私たちの目を見えなくしてしまう大きな原因のひとつです。




そのベールから漏れる光に、私たちが気づくことができますように。









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