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こんにちは、「ながしょ」こと店長の長崎です。
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2009年04月30日

ぼくは猟師になった

自然な営みだと、彼は言う。

ぼくは猟師になった
ぼくは猟師になった
著者 千松信也
出版社名 リトルモア
出版年月 2008年9月
ISBNコード 978-4-89815-244-7
税込価格 1,680円
頁数・縦 223P 19cm
分類 文芸/エッセイ/男性作家


まず、お試し読みをしていただきたく思います。
…と言っても、せっかくスペースがあるので、印象的なまえがきの一部を抜粋したいと思います。

狩猟というと「特殊な人がする残酷な趣味」といった偏見を持っている人が多いです。昔話でも主人公の動物をワナで獲る猟師はしばしば悪者として描かれます。
また、狩猟をしていると言うと、エコっぽい人たちから「スローライフの究極ですね!」などと羨望の眼差しを向けられることもあります。でも、こういう人たちは僕が我が家で、大型液晶テレビでお笑い番組を見ながら、イノシシ肉をぶち込んだインスタントラーメンをガツガツ頬張っているのを見ると幻滅してしまうようです。僕を含め多くの猟師が実践している狩猟は、「自分で食べる肉は自分で責任を持って調達する」という生活の一部のごく自然な営みなのですが…。
まえがきからすごくおもしろい本だというのがじわじわと伝わってきます。
この部分を読んで、この本は面白そうだと感じました。
千松さんの狩猟に対しての姿勢も伝わってきますね。
大型液晶テレビでお笑い番組を見ながら、イノシシ肉をぶち込んだインスタントラーメンをガツガツ頬張っているなどと聞けば、ものすごく狩猟が身近なものみたいですよね。

狩猟生活に良くも悪くも偏見を持っている方にこそ、絶対読んでほしい本です。
私はお肉の臓物の部分とか得体の知れない部分は食べれないし、血も見ると気持ち悪くなってしまうような人間ですが、読んでみて非常におもしろいなぁと思いました。


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