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こんにちは、「ながしょ」こと店長の長崎です。
熊本の本屋、熊本の書店として皆様に支えられて120周年を迎え、温故知新、人と本の幸せな出会いを演出していきます。
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2009年03月17日

ゆるすということ

ゆるすということサンマーク文庫 E-39
ジェラルド・G.ジャンポルスキー/著 大内博/訳

出版社名 サンマーク出版
出版年月 2006年6月
ISBNコード 978-4-7631-8421-4
(4-7631-8421-0)
税込価格 530円
頁数・縦 166P 15cm






ゆるしとは過去の傷を喜んで手放すことです。

つまり、これ以上苦しむのをやめ、心と魂を癒そうと決めることです。

憎しみや怒りには価値があるという考えを手放すことです。

自分に何かが起こったからといって人や自分を傷つけるのはやめることです。

人を裁いたりせず、目を開いて、その人のなかに光を見いだすことです。

(本文より)







こんにちは。スタッフのIです。

今日、ご紹介するの本は「ゆるすということ」です。

「ゆるす」という言葉の意味、みなさんはどのように考えていますか?

「我慢して相手に折れてやる」という感じでしょうか?
そこには「ゆるしてあげる」「勘弁してあげる」という意味合いが付きます。
それは結局は形だけで、本当はゆるしてはいないということと同じです。

本当のゆるしとは、相手の罪をなかったことにすること、つまり罪なんてはじめから存在していないということを、心の底から認めるということです。

そして相手をゆるすということは、結局のところ、自分をゆるすということにつながります。

ゆるせない自分をゆるすということなのだから。

ゆるすとは、相手が何もしても怒らないということではありません。

本当の相手を見つめて理解してあげるということです。

もしも相手が何かにおびえ、怖れ、不安にかられて、あなたに何かをしてきたとしても、その理由がわかっているあなたは、きっとその行動を、相手を理解し、ゆるしてあげることができるでしょう。

人をゆるすことができないと感じるなら、まずそのゆるせないでいる自分をゆるしてみましょう。

自分の怒りを理解し、わかってあげて、抱きしめてあげて、解放してあげるのです。


それがきっと、自分を愛するためのすばらしい一歩です。


「ゆるさない」は自分も相手も永遠に閉じ込めますが、「ゆるす」は自分も相手も永遠に解き放ちます。


私たちは、自分をゆるすことで人をゆるすことができ、自分を愛することで人を愛することができるのだから。



今日も幸せな一日になりますように。





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この記事へのコメント

素晴らしい・・・
ありがとうございまっす
心にジ~~ンっときました♪

この本、是非読んでみたいでっす(*^_^*)
Posted by ムーミンムーミン at 2009年03月17日 12:43
絶妙なタイミングで、
ありがとうございます!!!
これは、Iさんが、
今の私にくれたメッセージとして受け取っちゃいます!(笑)
心をオープンに、開いていくと言う感じになりましたよ。
ほんと、ありがとう!!!
Posted by Titania at 2009年03月17日 14:34
ちょうど自分を許せないでいたので、こころにダイレクトに響きました。ありがとうございます。
すごく気分が塞いでいたのですが、それは許せないことによって自分の気持ちを閉じ込めていたのですね。自分を許して、解放しようと思います。
ほんとうにありがとうございます。
Posted by COW at 2009年03月17日 17:26
こんにちは!スタッフ愛さん^^

>相手をゆるすということは、結局のところ、自 分をゆるすということ・・

何かの本で読みました
相手が許せなくて、不足や不満を口にする時・・最初に傷つくのは自分自身・・なんだって・・・

自分自身の非を認め、抱きしめて手放した時、相手に対する不足も、不満もすべてなくなりました^^
すべては人ではなく、自分自身ですね♪
ありがとうございます^^
Posted by ピナピナピナピナ at 2009年03月18日 13:11
>ムーミンさん
ありがとうございます。
ぜひぜひ読んでみてください^^
ゆるすということについて、たくさんのすばらしい発見が書いてあります。
いろんな本を読んで、いろんな体験をして、たくさんのことをハートで感じることを、ご自分に「ゆるして」あげてくださいね。
それが自分を愛するということ^^
ありがとうございます。
Posted by ながしょながしょ at 2009年03月18日 14:50
>Titaniaさん
ありがとうございます。
絶妙なタイミングで、自分がメッセージを受け取るということを、ご自分に対して「ゆるして」くださりありがとうございます^^
自分をゆるせていないとき、心は狭く閉じられますが、自分をゆるせているとき、心は大きく開かれています。
自分を愛することを自分自身に「ゆるす」とき、相手が自分自身を愛することもゆるす(応援する)ことができます。
癒しはいつも一方向ではなく、同時に起こるのですね。
こちらこそ、いつも絶妙なタイミングで学びをシェアしていただき、ありがとうございます。
Posted by ながしょながしょ at 2009年03月18日 15:00
>COWさん
ありがとうございます。
自分を許せないでいる自分がいたとしても、そういう自分もいてもいいのだと自分自身に「ゆるして」ください。
解放するとは、感情を無理に投げ捨てることではなく、自由に飛び回らせてあげるということです。
押さえつけ閉じ込めたものはさらに大きくなりますが、抱きとめ解放してあげたものは、自然に消えていきます。
ゆるせないでいる自分も「ゆるし」ましょう。
自分を責める必要も、相手を憎む必要もありません。
自分も相手も自由にしていきましょう。
風が本当に自由なのは「どちらに吹こう」なんて考えないから。
「どちらが不幸」なんて考えずに、自由の風になっていきましょう^^
Posted by ながしょながしょ at 2009年03月18日 15:19
>ピナピナさん
こんにちは!ありがとうございます^^
「相手が許せなくて、不足や不満を口にする時、最初に傷つくのは自分自身」本当にそうですね。
不足とは「足りないという思い」、不満とは「満たされないという思い」です。
この二つを消すことができるのは、もっと「得る」ことではなく、自分が「すでに十分に持っていること」に心から気づくことです。
自分がどれだけの存在から愛され支えられているかを、自分自身が感じることを自分に「ゆるす」ということですね。
愛とゆるしはいつもセットです。
愛もゆるしも人からではなく、自分自身の中からだけ生まれてくるとわかれば、何も不足も不満もなくなりますね^^
いつも素敵なコメントをありがとうございます。
Posted by ながしょながしょ at 2009年03月18日 15:30
ヒプノセラピーはセラピーによっては過去を振り返るだけだと思われがちですが、私は過去を思い出して解放するためのセラピーであると考えています
それはまず自分、そして相手も許すことから始まっていきます(^-^)
否定し続けることでは悪循環がおこってしまうからですよね。許すとは忘れるのでも押し込めるのでもなく真実を受け入れて解放すること\(^_^)/間違いや勘違いをまず再確認して理解すること
明日はこのことをブログに書くつもりだったのでおどろきました
やはりlさんですね('-^*)
Posted by ゆっこ at 2009年03月18日 23:44
>ゆっこさん
ありがとうございます。
過去ばかり振り返りそこにとどまって、今に生きれないのはよくありませんが、過去を思い出して解放していくことは、今を生きるための大切なステップであると思います。
ゆるしとはすべての人の中に光を見ること。
自分の中の光に気づくこと。
ゆるす人とゆるされる人がいるのではなく、すべてははじめから完全にゆるされていることを心から理解する(思い出す)こと。
天国では「ゆるす」という概念は存在しません。なぜなら「ゆるさない」という概念も存在していないから。
間違いを訂正するためには、まずは間違いが存在していなければなりませんが、その間違いさえ本当は存在していません。
ゆるすとは「間違いが存在する」という私たちの「間違い」を訂正し、元の完璧な罪のない状態に戻していくこと、なのかもしれませんね。
素敵なシンクロニシティありがとうございます^^
Posted by ながしょ at 2009年03月19日 06:13
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