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こんにちは、「ながしょ」こと店長の長崎です。
熊本の本屋、熊本の書店として皆様に支えられて120周年を迎え、温故知新、人と本の幸せな出会いを演出していきます。
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2009年02月14日

こころのおそうじ。

こころのおそうじ。たかたまさひろ/著

出版社名 大和書房
出版年月 2004年12月
ISBNコード 978-4-479-76135-8
(4-479-76135-7)
税込価格 1,365円
頁数・縦 173P 19cm







ゆっくり、丁寧に、優しく生きるということ。



こんにちは。スタッフのIです。

今日、ご紹介するのは、「こころのおそうじ。」という本です。

部屋を掃除しないと、だんだん汚れがたまり、どこに何が置いてあるのかもわからなくなります。

こころも同じで、長い間、掃除もされず、ほったらかしになっていると、ほこりがたまり、憂鬱さや不機嫌さを感じてしまいます。

私たちは日々、生活していると日常の出来事に追われ、つい、ゆとりや余裕というのを忘れがちになります。

忙しいは「心を亡くす」と書くように、何かを感じるという感受性を奪ってしまいます。
たとえ忙しくても、こころに余裕を持てるように心がけたいものです。

この本の中のお話で、こころにゆとりを持つということについて、なるほどと感じた部分があったので、ここでご紹介したいと思います。


先日、近所を歩いていたときのことです。
広い通りの横断歩道を渡ろうとしたところ、信号が赤に変わりかけていたので、わざわざ走って渡ることもないと思い、待つことにしました。

後ろから、若いお母さんと、幼稚園児の娘さんが猛然と駆けてきました。
お母さんは、「早く!急ぎなさい!」と、娘さんに叫んでいます。
娘さんは、今にも泣き出しそうな顔で、必死でお母さんの後を追ってきていました。

結局、母娘は間に合わず、信号は赤に変わってしまいました。
お母さんは、「ほら、あんたがグズグズしてるから、渡れなかったじゃないの!」と、娘さんを叱りつけました。
娘さんは、ついに大声を上げて泣き出してしまいました。

よほど急がなければならない事情があったのだろうと思って見ていると、信号が青に変わった後、そのお母さんは、特に急ぐ様子もなく、悠然と歩いていきました。

信号を待つ時間など、ほんの数十秒の間です。
一日二十四時間の中で、数十秒の損が、それほど重大なものでしょうか。
娘さんにしてみれば、のんびり、お母さんと会話を楽しみながら歩きたかったのではないでしょうか。

お母さんも悪気があったのではないでしょうが、青信号が点滅しているというだけで、「早く渡らなければいけない」と勝手に思い込んでしまったのです。
自分の勝手な思い込みを、娘さんにも押し付け、それに従わないからといって叱りつけるのは、身勝手ではないでしょうか。


赤信号で止まったり、電車に乗り遅れたりして、イライラしたときは、ひとつ深呼吸をして、冷静に考え直してみてください。
「わずか、数十秒、数分の遅れが、私の人生に、いったいどれだけの影響を与えるというのだろうか」


いつも何かにせき立てられるように急ぎ、焦り、イライラしている人は、生活のテンポを少し落としてみませんか。
イライラすることの原因のほとんどは、自分の勝手な思い込みです。


生活のテンポを落としてみれば、心に余裕ができます。
時間に関することにかぎらず、「自分勝手な思い込み」を見直すきっかけになります。

自分の思い通りにならずに腹が立ったときは、まず、「こうあらねばならない」という思い込みを疑ってみてください。
そして、自分に問いかけてください。

「思い通りにならなかったといって、いったい、自分はどれだけの損をしたというのだろうか」と。

本当に腹を立てるべきことなど、めったにはないはずです。

(本書より抜粋)




このお話を読むまで、私自身も目の前の信号が変わりそうになっていたら、無意識に急がなきゃいけないような気になって、走って渡っていました。(もちろん、渡っている途中で変わりそうになったら急いで渡るべきですが)

それで間に合わずに渡れなかったときは、何だか損をしたみたいに感じてイライラしていました。

でもよく考えたら何も損などはしていないのです。もし何かを損をしたとしたら、そのイライラこそが一番の損ではないでしょうか。

そのことに気づいてからは、目の前の信号が変わりそうになっていても慌てて渡らずに、「次の信号でも大丈夫」と思うことができて、少しは待つことができるようになりました。

待っている間、空を見上げるととっても綺麗な空に気づくことができます。下を見てみると、道端にかわいい花が咲いています。

なんだか、とっても得した気分になります♪


どんなに綺麗な空も、それに気づくことができなかったら、それはそこにないのと同じで、どんなに美しい花も、それに気づくことができなかったら、それはないのと同じではないでしょうか。


忙しいときでも、綺麗な空、可愛らしい花に気づくことができますか?


「こうあらねばならない」という思い込みに縛られて、自分自身を窮屈にしていませんか?




おしまいに、今日の朝、私が信号を待っているあいだに見つけた可愛い花の写真を贈ります。





今日も幸せな一日になりますように。









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この記事へのコメント

あ…、私は若くて独身の頃はわりとのんきでした。こどもが2人いる現在、心をなくしまくっています。忙しいとも思ってはいないんですが…。
今日、ちょっと大きいおねえちゃんが小さい弟を怒って背中をたたいていました。遊び場からおかあさんのとこに連れていくために、靴下や靴を履かせたいのに、ご機嫌ななめな弟は「おかあさん~」と泣いて体を動かして履かせにくい。どっちの気持ちもわかる気がしたから、弟に「おかあさんのとこに行くてよ」と言いながら、おねえちゃんの手伝いをして私も片方の靴下や靴を履かせました。「おねえちゃんえらいね~」と言ったら、「ありがとうございます!」と言ってくれました。
自分もして欲しいことを人にできたようで、うれしい出来事でした♥
Posted by てっぱんてっぱん at 2009年02月14日 17:00
最近気持ちが忙しくなっていました
こんなときは部屋も散らかります(^_^;)心の休みを今月はとっているように思います
頑張りすぎな自分をたまにはいたわってもいいかな~なんて思いながら片付けもボチボチです
今日は梅と桃の花の香りを楽しむことができました
体を休めている間にいつの間にか咲いていて

もうすぐ春ですねo(^-^)o
Posted by ゆっこ at 2009年02月14日 21:30
最近こころが荒んでいて、このままではいかん!!楽しくない!!と思って、ちょっとずつ気持ちに余裕を取り戻しつつあります。
ちょっとした工夫が楽しみや余裕を生み出すんだなって思いました。
通勤中の信号待ちの時は、空やビルの屋上をぼんやり眺めるのが好きです。
上ばっかり見ていて、下に咲く花には気づいていないので、今度は下も見てみます。
信号によく引っかかるけど、信号が変わろうしているのに慌てて渡るのは私の美学(笑)に反しますので、かなり余裕を持って家を出るようにしていますよ。
Posted by COW at 2009年02月14日 22:16
>てっぱんさん
ありがとうございます。
ほのぼのする情景が心に浮かぶようです^^
自分がして欲しいことを人にできるとき、それは見返りを期待するのではなく、心から優しさが溢れているときだと思います。
自分がしてもらってうれしいことは、人にするときもうれしいし、喜んでくれる姿を見るのがまたうれしいですね^^
Posted by ながしょながしょ at 2009年02月15日 11:22
>ゆっこさん
ありがとうございます。
気持ちが忙しいときは、部屋も散らかってしまいますよね。
本当に鏡みたいです。
頑張りすぎな自分をたまにはいたわることができるように、神さまは時々休むことができる状況をプレゼントしてくださいますね^^
梅と桃の花の香り、すばらしいです。
花は必ず咲くもの。
こころの花もそうですね。
ありがとうございます^^
Posted by ながしょながしょ at 2009年02月15日 11:26
>COWさん
ありがとうございます。
こころがすさんでいると、毎日が楽しくないですよね。
時間を作り出せなくても、余裕は作り出すことができるし、結果的にたくさんの時間を使うことができます。
信号が変わろうしているのに慌てて渡らない美学、とってもすばらしいと思います^^
たくさんのことをやり遂げられる人は、たくさん時間を持っている人じゃなくて、たくさんの心のスペース(ゆとり)を持っている人だと思います。
私もそういう人になりたいです^^
ありがとうございます。
Posted by ながしょながしょ at 2009年02月15日 12:06
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