2008年11月19日
卵の緒

著者 瀬尾まいこ
出版社 新潮社
出版年月 2007年7月
ISBN 978-4-10-129772-9
税込価格 420円
分類 文庫/日本文学
「母さんは、誰よりも育生が好き。それはそれはすごい勢いで、あなたを愛してるの。今までもこれからもずっと変わらずによ。ねえ。他に何がいる?それで十分でしょ?」
(「卵の緒」より引用)
瀬尾まいこさんの書く、優しく丁寧な文章は読む側の気持ちをやんわりと解きほぐす優しい優しい力があります。
その優しい力につい涙を流してしまうこともしばしば。
「家族」という言葉にあなたはどんなイメージを抱きますか?
「家族」とはどうあるべきだと思いますか?
これです、といった答えはありません。
家族には千差万別の形があって、定義なんて出来ないものです。
家族のことで悩んでいる人もたくさんいるでしょう。
どうしてこんなに悩まないといけないのかと。
愛する家族のことで悩むのはとても辛いことです。
家族に大切なことは、主人公・育生の母、君子のように家族に愛していることを伝えること(伝え方は何でもいいのです)、そしてしっかりと信頼と感謝をすることなのでしょう。
この本を読んで、私も大好きな家族に愛の言葉を伝えたくなりました。
愛する愛する私の四つの家族へ。
いつもありがとう。
あなたのことをいつも思っています。
あなたがいつでも幸せでありますように。
その優しい力につい涙を流してしまうこともしばしば。
「家族」という言葉にあなたはどんなイメージを抱きますか?
「家族」とはどうあるべきだと思いますか?
これです、といった答えはありません。
家族には千差万別の形があって、定義なんて出来ないものです。
家族のことで悩んでいる人もたくさんいるでしょう。
どうしてこんなに悩まないといけないのかと。
愛する家族のことで悩むのはとても辛いことです。
家族に大切なことは、主人公・育生の母、君子のように家族に愛していることを伝えること(伝え方は何でもいいのです)、そしてしっかりと信頼と感謝をすることなのでしょう。
この本を読んで、私も大好きな家族に愛の言葉を伝えたくなりました。
愛する愛する私の四つの家族へ。
いつもありがとう。
あなたのことをいつも思っています。
あなたがいつでも幸せでありますように。
この記事へのコメント
Posted by 眠兎 at 2008年11月19日 11:34
>眠兎さん
いつもコメントありがとうございます。
私は家族とは離れて暮らしていますが、家を出た当時は家から出て生活しないと平静ではいられない状態でした。今は、ちょうどいい距離感で私も言いたいことが自然に言えるような関係になりました。辛かった時期もありましたが、その時期があったからこそ、今こうして家族と接することが出来ています。ほんとうに人生に無駄なことはないのですよ。
家族の愛に恵まれなかったとしても、眠兎さんはコメントから察するにとても深い愛情を持っていらっしゃるように思います。そしてきちんとそれを伝えることも出来るのではないでしょうか。きっと愛について、たくさん悩まれたのでしょう。こんな一文に出来ないくらいに。たくさん悩まれたからこそ、そうして深い愛情を持ち、大切さがおわかりなんだと思います。眠兎さんがもし自身で家族を作ることがあれば、その家族が愛に溢れ、いつも幸せであることを願っています。
いつもコメントありがとうございます。
私は家族とは離れて暮らしていますが、家を出た当時は家から出て生活しないと平静ではいられない状態でした。今は、ちょうどいい距離感で私も言いたいことが自然に言えるような関係になりました。辛かった時期もありましたが、その時期があったからこそ、今こうして家族と接することが出来ています。ほんとうに人生に無駄なことはないのですよ。
家族の愛に恵まれなかったとしても、眠兎さんはコメントから察するにとても深い愛情を持っていらっしゃるように思います。そしてきちんとそれを伝えることも出来るのではないでしょうか。きっと愛について、たくさん悩まれたのでしょう。こんな一文に出来ないくらいに。たくさん悩まれたからこそ、そうして深い愛情を持ち、大切さがおわかりなんだと思います。眠兎さんがもし自身で家族を作ることがあれば、その家族が愛に溢れ、いつも幸せであることを願っています。
Posted by ながしょ at 2008年11月19日 17:56
丁寧なお返事をいただきありがとうございました。
とても嬉しかったので、またコメントさせていただきました。
ながしょさんもいろんなことを乗り越えていらっしゃったのですね。この記事を書かれたあなたはとても優しい心の持ち主なのでしょうね。
苦しみや悲しみを乗り越えられた人は、苦しい人、悲しい人の気持ちをわかることができます。
苦しみも悲しみも一切味わったことがない人がいたら、その人は誰かが泣いていても、どうして泣いているのか心で理解することはできないでしょう。
私は泣いている人の気持ちを死ぬほどわかりたい。そして一緒にそこから立ち上がって一緒に笑い合いたい。
愛とは喜びも幸せも苦しみも涙も、すべてを分かち合うことだと思うから。
優しい心を持ったあなたがこれからも幸せであることを祈ります。
ありがとう。
とても嬉しかったので、またコメントさせていただきました。
ながしょさんもいろんなことを乗り越えていらっしゃったのですね。この記事を書かれたあなたはとても優しい心の持ち主なのでしょうね。
苦しみや悲しみを乗り越えられた人は、苦しい人、悲しい人の気持ちをわかることができます。
苦しみも悲しみも一切味わったことがない人がいたら、その人は誰かが泣いていても、どうして泣いているのか心で理解することはできないでしょう。
私は泣いている人の気持ちを死ぬほどわかりたい。そして一緒にそこから立ち上がって一緒に笑い合いたい。
愛とは喜びも幸せも苦しみも涙も、すべてを分かち合うことだと思うから。
優しい心を持ったあなたがこれからも幸せであることを祈ります。
ありがとう。
Posted by 眠兎 at 2008年11月19日 21:24
>眠兎さん
こちらこそ再びありがとうございます。
優しいなんて普段あまり言われないし自分でもそうは思いません。また、優しいと言われてあまり嬉しいと感じたことがないのですが、今回はとても嬉しいです。なんででしょうね。不思議なものです。
眠兎さんの泣いている人の気持ちを死ぬほどわかりたいというその心こそ、優しいのではないでしょうか。その優しい心が痛いくらいに真摯に響いてきます。ただ心配なのは、泣いている人の気持ちを感じすぎるのではないかなということです。人の気持ちに敏感な人は、気付かない内にたくさんの人の気持ちを感じすぎることがあります。それでいつの間にか疲れ果ててしまうことも少なくありません。私は小さな子供が理不尽なことをされて泣いているのをみて、自分に重ねてしまって思わず泣いてしまったことが何度かあります。そのことにお気をつけて、気持ちを分かち合ってください。眠兎さんなら大丈夫と思います。
眠兎さんがいつも幸せで笑顔で過ごすことが出来ますよう。そしてその優しさが、たくさんの人に届きますよう願います。
こちらこそ、ありがとうございました。
こちらこそ再びありがとうございます。
優しいなんて普段あまり言われないし自分でもそうは思いません。また、優しいと言われてあまり嬉しいと感じたことがないのですが、今回はとても嬉しいです。なんででしょうね。不思議なものです。
眠兎さんの泣いている人の気持ちを死ぬほどわかりたいというその心こそ、優しいのではないでしょうか。その優しい心が痛いくらいに真摯に響いてきます。ただ心配なのは、泣いている人の気持ちを感じすぎるのではないかなということです。人の気持ちに敏感な人は、気付かない内にたくさんの人の気持ちを感じすぎることがあります。それでいつの間にか疲れ果ててしまうことも少なくありません。私は小さな子供が理不尽なことをされて泣いているのをみて、自分に重ねてしまって思わず泣いてしまったことが何度かあります。そのことにお気をつけて、気持ちを分かち合ってください。眠兎さんなら大丈夫と思います。
眠兎さんがいつも幸せで笑顔で過ごすことが出来ますよう。そしてその優しさが、たくさんの人に届きますよう願います。
こちらこそ、ありがとうございました。
Posted by ながしょ at 2008年11月19日 22:43
きっと本当に素敵な家族なんだと思います。
私はあまり家族の愛には恵まれなかったので、だからこそ愛の大切さが心に染みるほどわかるようになりました。
人生には無駄なことはひとつもないですね。
いつも幸せでありますように。