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こんにちは、「ながしょ」こと店長の長崎です。
熊本の本屋、熊本の書店として皆様に支えられて120周年を迎え、温故知新、人と本の幸せな出会いを演出していきます。
九州でも屈指の歴史とセンスある書店空間で人生・日々の生活に豊かさを添える本のセレクトを心がけています。
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2008年11月10日

なまけ者のさとり方

なまけ者のさとり方PHP文庫
タデウス・ゴラス/著 山川紘矢/訳 山川亜希子/訳


出版社名 PHP研究所
出版年月 2004年6月
ISBNコード 978-4-569-66205-3
(4-569-66205-6)
税込価格 540円
頁数・縦サイズ 185P 15cm

「愛が最も気高く、最も神聖な行為であるのは、愛がその中に常に愛でないものまで包み込んでいるからです。」

禅の言葉に「あなたが今いるところに平安を見つけられなかったら、どこにさまよって行けば平安は見つかるのでしょう?」というものがあります。

私たちは周りが変わることばかりを望んで、自分が変わることに目を向けようとはしません。

どこかにいけば幸せになれると思っている人はきっと、どこにいっても幸せを感じることはできないでしょう。

「自分の内側や外側にあなたが見ているものを変える必要はまったくありません。あなたのものの見方を変えればよいのです。困難に直面した時、自分の意識を縮こませて、そこから逃げようとしてもムダです。いつかは、今、あなたが転がり落ちたその山に、また登らないといけないからです。」

今のままの自分で、今、目の前にあるものと正直に向かい合う。きっとそれだけでよいのだと思います。

難しいことは何もありません。難しくしているのは、いつも私たちの心だけだから。

心で作り出したものは、心で乗り越えることができます。反対に、心でしか乗り越えることはできないのです。

心のままに、そのままに、私は私を全部引き連れて、私自身になりに行く。

この本を読むと、いつもそのことを思い出します。

違う誰かになろうとしていた自分にふと気づくのです。

今、すべての道と、すべての自分とともに、

私は私に、なりに行く。


















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この記事へのコメント

深いお言葉です
分かってはいても
日々の生活の中でつい忘れてしまうことです
すべては自分の心が作り出したものですものね^^
Posted by sinamonsinamon at 2008年11月10日 11:20
>sinamonさん
ありがとうございます。
そうですね。目の前に見えるどんなものも、自分の心が作り出したものですね。鏡に映ったものを見て、私たちは初めて自分の姿を知ることができます。外側にあるものはすべて内側にもあるものです。
日々の生活の中でつい忘れてしまっても大丈夫です。「思い出す」という祝福に包まれた体験をまたすることができるから。永久に忘れたままだと困りますが、人は必ず思い出すことができるでしょう。
人生は知らないことを新しく学んでいくところではなくて、すでに本当は知っていることを思い出していくという、本当の自分へ帰る旅ですね。
Posted by ながしょ at 2008年11月11日 08:21
ほんとうの自分というのを思い出すことは、自分の周りを変えることよりはるかに難しいことに思えます。
うっすらぼんやりとしか見えない自分の姿を思い出すよりも、周りを変えることは簡単ですぐに結果が見えるから、私たちはほんとうの自分の姿をどんどん忘れてしまう。
だからこそ、ありのままの自分を真っ正面から目を凝らしてじっと見つめることが大切なのでしょうね。
Posted by COW at 2008年11月11日 22:45
>COWさん
ありがとうございます。
ほんとうの自分を見つけるためには、ほんとうではない自分をまず見つける必要がありますね。
私たちはほとんどの場合、「これが自分だ」とかたくなに信じていて、そこから一歩踏み出すこともしないまま人生を終えてしまうことがあるからです。
ほんとうの自分を見つけることは、それだけ難しいのでしょうね。
だからこそ、とっても挑戦し甲斐があって、ワクワクするのだと私は思います。
Posted by ながしょ at 2008年11月12日 10:35
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