2008年10月21日
テガミバチ
夜が明けることのないアンバーグラウンドという名の地テガミバチ 1 裏表紙より引用
首都を照らす人工太陽
その光の届かない
暗く危険な土地で人々のテガミを届ける仕事があった。
命を賭してテガミに託された「こころ」を運ぶ彼らを、人はテガミバチと呼んだ。
テガミバチ
作者 浅田弘幸
出版社 集英社
本誌 ジャンプスクエア
価格は全巻バラバラです。
10月に第5巻発売!!コミックコーナーでも展開中です!!
青春バスケ群像漫画、I’llの連載終了より数年。
現在、浅田弘幸氏はジャンプスクエアで「テガミバチ」を連載中である。
非常に高いレベルの画力とストーリー構成力が生み出す浅田氏の新境地であるこのファンタジーは、ただのファンタジーにとどまらず、私たちに時に感動や涙を流すという行為をさらりと与えてくれる。
浅田漫画らしくすべてのキャラクターが愛すべき存在であるのも魅力。
中学生の頃から浅田弘幸の漫画をずっと読み(それこそ全部読みました。蓮華が特に好きです)、さらには画集「骨の尖」まで買ってしまうくらいの浅田ファンな私。
この浅田氏の絵が非常に好きで、ずいぶん影響を受けてきたような気がします。
テガミバチはファンタジーということで、しばらく読むのをためらっていましたが、先日全巻一気に買って読みました。
絵のかっこよさにうっとり…。
内容についてはあえて解説いたしません。
私の文章力ではよさが全く伝わらない気がしますので。
もし、なにか面白い漫画はないかな、と思っている方がいらっしゃいましたら、胸を張って全身全霊全力でお薦めしたいと思います。
とにかく質の高い漫画です。
この記事へのコメント
浅田氏の漫画は私も大好きです。特に「眠兎」が大好きです。中原中也の詩がたくさん引用されているところが、作品の孤独感や行き場のない怒りをあらわしていて、とっても大好きです。テガミバチもぜひ読んでみたいです。
Posted by 眠兎 at 2008年10月22日 14:00
>眠兎さん
コメントありがとうございます。
「眠兎」もいいですよね~。大好きです。
中原中也といえば、「汚れつちまつた悲しみに…」の文庫の表紙が、夏の100冊フェアで浅田氏の絵だったのですよ。
長崎書店にも浅田氏バージョンが入荷しているのを最近発見したので、購入予定です。
テガミバチ、お暇な時にでもぜひ読んでみてくださいね。
コメントありがとうございます。
「眠兎」もいいですよね~。大好きです。
中原中也といえば、「汚れつちまつた悲しみに…」の文庫の表紙が、夏の100冊フェアで浅田氏の絵だったのですよ。
長崎書店にも浅田氏バージョンが入荷しているのを最近発見したので、購入予定です。
テガミバチ、お暇な時にでもぜひ読んでみてくださいね。
Posted by ながしょ at 2008年10月22日 22:41