▼当店はe-honの加盟店です
 在庫検索はこちらでどうぞ!





              
プロフィール
ながしょ
ながしょ
こんにちは、「ながしょ」こと店長の長崎です。
熊本の本屋、熊本の書店として皆様に支えられて120周年を迎え、温故知新、人と本の幸せな出会いを演出していきます。
九州でも屈指の歴史とセンスある書店空間で人生・日々の生活に豊かさを添える本のセレクトを心がけています。
上通の書店、当ブログ、あわせてよろしくお願いいたします!

Information
おてもやんTOP

ログイン

読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 55人
オーナーへメッセージ
QRコード
QRCODE

2008年10月20日

デミアン

デミアン出版社名 新潮社              出版年月 2007年5月             ISBNコード 978-4-10-200102-8 (4-10-200102-6)
税込価格 420円







「私は、自分の中からひとりで出てこようとしたところのものを生きてみようと欲したにすぎない。なぜそれがそんなに困難だったのか。」

ラテン語学校に通う10歳のシンクレールは、不良少年ににらまれまいとして言った心にもない嘘によって、不幸な事件を招いてしまう。その苦境から救ってくれたのは、神秘的な雰囲気を持つ謎の少年デミアンだった。

自我の探求、恋の挫折、悪への憧れー。明暗二つの世界を揺れ動きながら、真の自己を求めていく魂の物語。



誰もが青春の通り道で出会う、はかなくとも残酷な祝福のとき。この物語を読むたびに、失われた何かが声をあげて心の中で動き出します。

それは本当は、失われたのではなく、埋もれてしまっただけ。

消えてしまったのではなく、見えていることさえ忘れてしまっただけ。

デミアンは誰の青春の中にもいます。それは、本当はあなた自身の物語だからー。


「悲しくはありません、お母さん。ぼくたちはただ少しばかりこの新しいしるしを解いてみたんです。でも、それはどうでもいいことです。来たるべきものは突然現われるでしょう。そのときぼくたちは、知る必要のあることはきっと経験するでしょう」




同じカテゴリー(スタッフのオススメ本)の記事画像
家の中で迷子になったことありますか?
2000部限定発行!写真アルバム『熊本市の昭和』ご予約受付中です
著名マンガ家やアーティストが描く「くまモン」とくまもとをテーマにした応援イラスト集
行定勲監督ご来店!初のエッセイ集にサインを頂きました!
全集未収録の最新文集
文学は時に狂おしい。アルテリ四号入荷しました
同じカテゴリー(スタッフのオススメ本)の記事
 家の中で迷子になったことありますか? (2017-11-09 16:38)
 2000部限定発行!写真アルバム『熊本市の昭和』ご予約受付中です (2017-10-29 12:00)
 著名マンガ家やアーティストが描く「くまモン」とくまもとをテーマにした応援イラスト集 (2017-09-27 11:29)
 行定勲監督ご来店!初のエッセイ集にサインを頂きました! (2017-09-09 12:08)
 全集未収録の最新文集 (2017-08-19 10:55)
 文学は時に狂おしい。アルテリ四号入荷しました (2017-08-10 11:45)

この記事へのコメント

デミアン、読んでみたくなりました。
青春時代ってなんであんなに残酷なんでしょうね。
排他的というか…。
ある種の残酷さが青春を美しいものにしているように感じます。
青春は失われるのではなく埋もれてしまう…ってわかる気がします。
恥ずかしいから見ないようになってしまったっていうのもありそうですね。
Posted by COW at 2008年10月20日 17:32
>COWさん

ありがとうございます。
青春とは、青い春と書きます。
青さとは、未熟さのことではなく、研ぎ澄まされた空の青だと思います。
太陽の光は直接見れないように、青春の光も思い出される時にだけ強く輝くもの。

ぜひ機会があったら読んでみてくださいね。
Posted by ながしょ at 2008年10月22日 13:50
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。