2008年10月20日
デミアン

税込価格 420円
「私は、自分の中からひとりで出てこようとしたところのものを生きてみようと欲したにすぎない。なぜそれがそんなに困難だったのか。」
ラテン語学校に通う10歳のシンクレールは、不良少年ににらまれまいとして言った心にもない嘘によって、不幸な事件を招いてしまう。その苦境から救ってくれたのは、神秘的な雰囲気を持つ謎の少年デミアンだった。
自我の探求、恋の挫折、悪への憧れー。明暗二つの世界を揺れ動きながら、真の自己を求めていく魂の物語。
誰もが青春の通り道で出会う、はかなくとも残酷な祝福のとき。この物語を読むたびに、失われた何かが声をあげて心の中で動き出します。
それは本当は、失われたのではなく、埋もれてしまっただけ。
消えてしまったのではなく、見えていることさえ忘れてしまっただけ。
デミアンは誰の青春の中にもいます。それは、本当はあなた自身の物語だからー。
「悲しくはありません、お母さん。ぼくたちはただ少しばかりこの新しいしるしを解いてみたんです。でも、それはどうでもいいことです。来たるべきものは突然現われるでしょう。そのときぼくたちは、知る必要のあることはきっと経験するでしょう」
自我の探求、恋の挫折、悪への憧れー。明暗二つの世界を揺れ動きながら、真の自己を求めていく魂の物語。
誰もが青春の通り道で出会う、はかなくとも残酷な祝福のとき。この物語を読むたびに、失われた何かが声をあげて心の中で動き出します。
それは本当は、失われたのではなく、埋もれてしまっただけ。
消えてしまったのではなく、見えていることさえ忘れてしまっただけ。
デミアンは誰の青春の中にもいます。それは、本当はあなた自身の物語だからー。
「悲しくはありません、お母さん。ぼくたちはただ少しばかりこの新しいしるしを解いてみたんです。でも、それはどうでもいいことです。来たるべきものは突然現われるでしょう。そのときぼくたちは、知る必要のあることはきっと経験するでしょう」
この記事へのコメント
Posted by COW at 2008年10月20日 17:32
>COWさん
ありがとうございます。
青春とは、青い春と書きます。
青さとは、未熟さのことではなく、研ぎ澄まされた空の青だと思います。
太陽の光は直接見れないように、青春の光も思い出される時にだけ強く輝くもの。
ぜひ機会があったら読んでみてくださいね。
ありがとうございます。
青春とは、青い春と書きます。
青さとは、未熟さのことではなく、研ぎ澄まされた空の青だと思います。
太陽の光は直接見れないように、青春の光も思い出される時にだけ強く輝くもの。
ぜひ機会があったら読んでみてくださいね。
Posted by ながしょ at 2008年10月22日 13:50
青春時代ってなんであんなに残酷なんでしょうね。
排他的というか…。
ある種の残酷さが青春を美しいものにしているように感じます。
青春は失われるのではなく埋もれてしまう…ってわかる気がします。
恥ずかしいから見ないようになってしまったっていうのもありそうですね。