2017年07月18日
熊本新町出身!内藤濯訳の「星の王子さま」がついに岩波文庫に!エッセイも収録。

内藤濯(ないとう・あろう)
1883年(明治16年)7月7日-1977年(昭和52年)9月19日
1883年(明治16年)7月7日-1977年(昭和52年)9月19日
半世紀を超えて600万人以上の日本人の読者に愛されつづけてきた『星の王子さま』。その日本で最初の翻訳者として有名な内藤濯は、実は熊本市新町出身なのです!長崎次郎書店がある町ですね。現在の慶徳小学校に通っていたといいます。
内藤濯40歳前後の頃にはフランスに留学、精力的に日仏文化交流を図った功績が認められ、フランス政府よりレジオン・ド・ヌール勲章を授与されたことも。大学教授も務めたことがあり、教え子には小林秀雄、渡辺一夫、伊藤整などがいたそうです。
長い間親しまれてきた内藤訳『星の王子さま』が、このたび岩波文庫に仲間入りしました!それも岩波文庫史上初めてのカラー仕様。さらに『星の王子さま』誕生の秘話を満載したエッセイも収録されており、大変お得で充実した内容です。すでに『星の王子さま』をお持ちの方にもおすすめいたします。
星の王子さま/サン=テグジュペリ著/内藤濯・訳/岩波文庫/562円(税込)