2017年02月02日
ツイートでたどる「行動・創造=発光」の軌跡

ここでまず、プロフィールで見る坂口恭平さんの軌跡。
1978年、熊本県生まれ。
2001年、早稲田大学理工学部建築学科卒業。作家、建築家、音楽家、画家。
2004年、路上生活者の住居を収めた写真集『0円ハウス』(リトルモア)を刊行。
2008年、それを元にした『TOKYO 0円ハウス 0円生活』(河出文庫)で文筆家デビュー。
2011年、東日本大震災がきっかけとなり「新政府内閣総理大臣」に就任。著書『独立国家のつくりかた』(講談社現代新書)がベストセラーとなる。
2014年『幻年時代』(幻冬舎文庫)で第35回熊日出版文化賞を受賞。熊本で石牟礼道子や渡辺京二、また2016年春に立ち上がった文芸誌「アルテリ」で話題の橙書店との交流を経る中で、本格的に小説執筆をはじめ、2014年『徘徊タクシー』(新潮社)が三島由紀夫賞候補となる。
2016年『家族の哲学』(毎日新聞出版)で熊日文学賞を受賞。また、10月には初の長編小説『現実宿り』(河出書房新社)を刊行。
著書に、『0円ハウス』(リトルモア)、『TOKYO0円ハウス0円生活』(河出文庫)、『隅田川のエジソン』(幻冬舎文庫)、『TOKYO一坪遺産』(集英社文庫)、『ゼロから始める都市型狩猟採集生活』(角川文庫)、『独立国家のつくりかた』(講談社現代新書)、『幻年時代』(幻冬舎文庫)、『モバイルハウス 三万円で家をつくる』(集英社新書)、『坂口恭平 躁鬱日記』(医学書院)、『坂口恭平のぼうけん 第一巻』(土曜社)、『徘徊タクシー』(新潮社)、『現実脱出論』(講談社現代新書)、『ズームイン、服!』(マガジンハウス)、『幸福な絶望』(講談社)、『家族の哲学』(毎日新聞出版)、『現実宿り』(河出書房新社)。ドローイング集に、『思考都市 坂口恭平 Drawings 1999-2012』(日東書院本社)、『FURUMAI』(エランド・プレス)。音楽集に「Practice for a Revolution」、「新しい花」(土曜社)がある。
そんな熊本在住の作家・坂口恭平さんの2011年の新政府立ち上げから、2015年の小説家としての活動に至るまで、坂口さん自身が「自動筆記」と呼ぶ全ツイートを徹底して厳選、再構成した『発行』が入荷しました!数々の作品に収斂されていく前の、思考の源流…紆余曲折を経ながら放射され続けたツイートが1冊に纏められ、2段組みで700ページを超える大作に。
発光/坂口恭平/東京書籍/1728円(税込)
発光/坂口恭平/東京書籍/1728円(税込)