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こんにちは、「ながしょ」こと店長の長崎です。
熊本の本屋、熊本の書店として皆様に支えられて120周年を迎え、温故知新、人と本の幸せな出会いを演出していきます。
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2015年10月02日

コミック紹介しようかい?~Doしようかい~2

コミック紹介しようかい?~Doしようかい~2


「ランド 1」
山下和美/著
講談社
本体価格900円+税

コミック紹介しようかい?ってDoしようもこうも、漫画界のベテラン山下和美先生の新作にして「この漫画の1巻のラストはすごい」と既に話題になっていた「ランド」を長崎書店はやっと紹介すんのかい!ええ?

しますラブ



古いしきたりに縛られたとある村で、不吉とみなされた双子の片割れが山に捨てられるところから、この謎の多い物語は始まります。

それから八年後……
捨てられなかった双子の片方は杏(あん)と名付けられ、健やかに成長していました。
杏の住む村は東西南北を山に囲まれ、四方のそれぞれに「四ツ神様」と呼ばれる神像が立ち、村人が山を越えることは固く禁じられていました。なぜなら、山の向こうは死んだ人間の魂が往く「あの世」だから……。
この世界には、五十歳になった者は必ず死を迎え、山の向こう「あの世」へ旅立つしきたりがありました。

杏は子どもらしい好奇心から、山の向こうに何があるのか知ろうとしますが、周囲の大人達からは反対され相手にしてもらえません。

決して山を越えてはならない。
五十歳で死ななければならない。
獣は山野を駆けまわり鳥は空を自由に行き来しているのに、なぜ人間だけにこのような制約があるのか?それを疑うことすらしない人々の中で、違和感をぬぐえないまま過ごしていたある日、杏は山の向こうから飛んできた鳥が落としていった”あるもの”を拾います。
それは…………●●●●の××。

ウワアアーッ!これ絶対山の向こうに誰かおるど!!ひょえー
と、ここから目を離せない展開にわー
この世界の秘密を知るらしい少年や、杏と生き別れた双子も登場しておもしろくなってきますよラブ

私達が映画や小説や現実を見て知っている通り、隠された真相を探ろうとする者は物理的に消されるってもんです。
いやまだ作中で杏が消されそうになったわけではないですが。
「ランド」の表紙にいる獣の皮を被った人達がなんか怖いですからね……
普通モーニングKCは一冊600円くらいなのですが、「ランド」だけ972円でページ数極厚なのは、きっと1巻の最後にあのラストシーンをもってくるためです。
あの後どうなってしまうのだ……絶対に続きが見たくなるあのラストシーンよ!

長崎書店でも売れていますピカッ
日本の民話風ファンタジーを思わせる描写が、次第にはがれていくドキドキヒヤヒヤの読書体験を是非!「ランド 1」、おすすめしますラブ

佐藤

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