「本日の…」といいつつ気まぐれに、長崎書店の芸術と建築コーナーよりお薦めの本をご紹介します
本のある場所や在庫については、お気軽にスタッフまでお問い合わせください。


「猫が好き」
アヌシュカ・ラヴィシャンカ／著　デュルガ・バイ／他絵　野坂悦子／訳
グラフィック社
本体価格2,500円＋税

インドの出版社「Tara Books」（タラ　ブックス）が作った猫のイラスト集。手漉きの紙にシルクスクリーンで刷り、製本も手作業という特別な一冊！インドの部族出身のアーチスト達が描いた猫は、“かわいい猫”の既成概念を打ち砕くインパクトの強さ。
猫が好き。この思いに国境なし

あと2冊紹介しています

「ビジュアル版　日本の妖怪百科」
岩井宏實／監修
河出書房新社
本体価格3,800円＋税

怖～いでもなぜか憎めない妖怪の夏がやってきましたね…
鬼、天狗、木霊、一つ目小僧、河童、雪女……日本人が思い描いてきた妖怪画と全国各地の言い伝えが大迫力の一冊になりました！
この本は漢字にふりがなが振ってあるので、小学校高学年くらいから読めるのも良いですね


「ヘレン・シャルフベック　魂のまなざし」
ヘレン・シャルフベック／〔画〕　佐藤直樹／監修
求龍堂
本体価格2,130円＋税

フィンランドを代表する画家ヘレン・シャルフベックの展覧会が東京藝術大学美術館で開催中です（2015年6月2日～7月26日まで）
本書はその公式図録、日本初の画集です。
独立前後のフィンランドを生きた画家の魂の軌跡。画布に描かれた者とそれを見る者のまなざしは時に穏やかに、時に残酷に、鏡写しのように映るのかもしれません。