ロングセラー『逝きし世の面影』などの著者である渡辺京二さんが、熊本在住の、近くにいて「気になる人」、昔から知っているけどもっと知りたい「気になる人」をインタビューした小さな訪問記が本になりました！本書には、作家・坂口恭平さん、橙書店店主・田尻久子さん、英語教師・アラン・ローゼンさん、画家・板井榮雄さん、レストラン経営・田中啓子さん、喫茶「カリガリ」店主・磯あけみさん、農家兼画家・池田道明さん、詩人・伊藤比呂美さんらが登場、また、長崎書店スタッフの児玉もインタビューして頂きました。

このインタビュー集は、昨年熊日新聞紙上で1年間連載されたものですが、紙面には掲載しきれなかった対談部分も収録されています。今回、渡辺京二さんが直筆サイン本も作ってくださいました！数に限りがございますのでおはやめにどうぞ！

渡辺京二さんは「最近元気がないと感じている方にはぜひ読んでもらいたい」とおっしゃっておられました。


渡辺京二（わたなべ・きょうじ）
１９３０年京都生まれ。大連一中、旧制第五高等学校文科を経て、法政大学社会学部卒業。評論家。河合文科教育研究所主任研究員。
熊本市在住。 著書に『北一輝』（ちくま学芸文庫、毎日出版文化賞受賞）、『逝きし世の面影』（平凡社ライブラリー、和辻哲郎文化賞受賞）、『万象の訪れ』（弦書房）、『黒船前夜』（洋泉社、大佛次郎賞受賞）、『無名の人』（文春新書）、『女子学生、渡辺京二に会いに行く』（津田塾大学三砂ちづるゼミと共著、文春文庫）など多数がある。
気になる人／渡辺京二／晶文社／1620円（税込）