2015年01月18日
チチカカコ 5社編集長が本気で推す これが教養だ!フェア
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<推薦の言葉>
エンタメ系の読書が遊園地なら、学芸系の読書は山登りといっしょ。自力で登った人だけに見える景色があるんです。未踏の山がこんなにあるんだもの。読まないのは絶対損! ──斎藤美奈子(文芸評論家)教養は真理をつかむために不可欠な道具だ。この合同フェアの五十冊の中から、十冊を熟読して欲しい。そうすれば教養が着実に身につく。教養力が、あなたを自由にする。 ──佐藤優(作家)
書物の世界に危機が迫っている今、反知性の大国の進軍を押しとどめるべく、ここに新しく、書物のための同盟が結成された。同盟の名は「チチカカコ」。五つの出版社からの同志が集結した。彼らは愛する書物の危機を前に、知性を滅亡の危機から守ろうと決意した。私はこの「チチカカコ同盟」を断固として支持し、支援する。知への尊敬を失っていない人々よ、ここに結集しよう。
──中沢新一(思想家)
情報は選択され淘汰される。その中で人間社会という環境に最も適応したのが古典である。だから読んで損はない。しかも時間が経ってから読むと解釈が変わる。歳を取ると、それがよくわかる。 ──養老孟司(解剖学者)
「あの時はわからなかったけれど、今だったらわかる」というふうに、理解には時が刻まれている。そして古典と呼ばれる書物は、その時々に違った顔で、確(しか)と私に語りかけてくる。 ──鷲田清一(哲学者)
ちくま学芸文庫、中公文庫、角川ソフィア文庫、河出文庫、講談社学術文庫の編集者が、長くそして広く読み継がれている本の中から50冊を本気で選んだ「これが教養だ!フェア」を文庫コーナーにて開催中です。ライバル5社の同盟の名である「チチカカコ」はそれぞれの頭文字を並べたもの。偶然にも「世界一高い所」にある南米の湖と同じ名前になったのだそうです。50点全ての解説がされた小冊子も無料配布しております。名作の数々をぜひお楽しみください!