2013年07月21日
金融の本領

『金融の本領』
著者:澤上篤人
発行所:中央経済社
価格:1,575円(税込)
『まず自分の感性が磨かれるのは、
「こいつ好きだな」とか「こいつ頑張ってるな」という人間と会うことだよ。
「嫌だな」という人間と会うのは、その逆だね。
どんどん自分が鈍っていく。
波長が合わない人間と時間を過ごしてはいけない』
(本文より)
こんにちは。
スタッフ金子と申します。
今回は、6月にリトルスターホールでも講演された、
澤上篤人さんの著作から、一番のおすすめを一点をご紹介します。
※講演会前に、『大丈夫、なんとかなる』『やっぱり!インフレがやってくる』の2点をご紹介した記事はコチラから
リトルスターホールでの初講演でも、
ご参加のみなさんから
『分かりやすい』
『”投資”と聞いてイメージしていた内容とぜんぜん違って、新鮮だった』
といったご感想を多くいただいた澤上さん。
どの著作も、投資を経験したことがない方
まったく興味がない方も含め
誰にでもわかりやすく書かれているのが特徴です。
(冒頭の引用も、ここだけ読むと『金融』がテーマの本には感じられないのではないでしょうか?)
この本では、澤上さんご自身がこれまでどのようなことをされてきたか、
その中でどんなことをお感じになり、考えてこられたかが
インタビュー形式でつづられています。
なぜ金融の世界に入ることになったのか、
山一証券時代の内部事情や、
さわかみ投信を立ち上げた際の大蔵省や銀行とのやり取りで苦労したことなどに始まり、
今どんなことを考えて長期投資、それも一般生活者向けのものを勧めてらっしゃるかなど
この一冊を通して澤上さんの人柄や経歴が感じられるものになっています。
以下に、もう一か所本文の抜粋をご紹介します。
お店にて本をお探しの方は、お気軽にスタッフまで!
『まずは一人ひとりが意識を変えたうえで、
「自分の時間軸」を見つける努力をするのだ。
そして、働いて稼ぎたい人は、好きなだけ働く。
あまり働かないでのんびり暮らしたい人は、そのように人生の舵を切る。
どちらがいい悪いじゃない。
自分で見つけたテーマに忠実に生きていけばいいだけのこと。
ただ、働かない人をベースに置いて、社会や企業のグランドデザインを決めることだけは、もうやめてもらいたい。
額に汗して働くことは、人間や経済の根本原理なのだから。
この当たり前のところさえすっきりさせれば、
日本経済の底力を十分に発揮できる。
マスコミがいくら不安を煽ったところで、
「なにを泡食っているの」といった境地だよ。
「俺は俺で好きに働いているんだ。気にならないね」
となる。』
スタッフ金子と申します。
今回は、6月にリトルスターホールでも講演された、
澤上篤人さんの著作から、一番のおすすめを一点をご紹介します。
※講演会前に、『大丈夫、なんとかなる』『やっぱり!インフレがやってくる』の2点をご紹介した記事はコチラから
リトルスターホールでの初講演でも、
ご参加のみなさんから
『分かりやすい』
『”投資”と聞いてイメージしていた内容とぜんぜん違って、新鮮だった』
といったご感想を多くいただいた澤上さん。
どの著作も、投資を経験したことがない方
まったく興味がない方も含め
誰にでもわかりやすく書かれているのが特徴です。
(冒頭の引用も、ここだけ読むと『金融』がテーマの本には感じられないのではないでしょうか?)
この本では、澤上さんご自身がこれまでどのようなことをされてきたか、
その中でどんなことをお感じになり、考えてこられたかが
インタビュー形式でつづられています。
なぜ金融の世界に入ることになったのか、
山一証券時代の内部事情や、
さわかみ投信を立ち上げた際の大蔵省や銀行とのやり取りで苦労したことなどに始まり、
今どんなことを考えて長期投資、それも一般生活者向けのものを勧めてらっしゃるかなど
この一冊を通して澤上さんの人柄や経歴が感じられるものになっています。
以下に、もう一か所本文の抜粋をご紹介します。
お店にて本をお探しの方は、お気軽にスタッフまで!
『まずは一人ひとりが意識を変えたうえで、
「自分の時間軸」を見つける努力をするのだ。
そして、働いて稼ぎたい人は、好きなだけ働く。
あまり働かないでのんびり暮らしたい人は、そのように人生の舵を切る。
どちらがいい悪いじゃない。
自分で見つけたテーマに忠実に生きていけばいいだけのこと。
ただ、働かない人をベースに置いて、社会や企業のグランドデザインを決めることだけは、もうやめてもらいたい。
額に汗して働くことは、人間や経済の根本原理なのだから。
この当たり前のところさえすっきりさせれば、
日本経済の底力を十分に発揮できる。
マスコミがいくら不安を煽ったところで、
「なにを泡食っているの」といった境地だよ。
「俺は俺で好きに働いているんだ。気にならないね」
となる。』