2012年06月09日
新本を、半額で。フェア『グリーンブックス』スタートしました!

グリーンな時代の、本との新しい出会い。
日々発売される新刊書籍が書店の売り場をにぎやかにしています。その一方で、残念ながら読者との出会いのチャンスを逃し、返品されていく本もあります。また、内容がとてもいいものなのに値段が少し高かったり、発売されたタイミングにより読者の興味とマッチしなかったり、さまざまな理由で売れ残ってしまう本もあります。
これらの本は出版社の倉庫でふたたび書店の注文がかかる日を待っていますが、一定以上の時間がたってしまうと、やむなく断裁処分されて古紙として生まれ変わることになります。知的生産物である出版物は、できるかぎりそういった処分は避けるべきであると私たちは考えます。
一部の新刊本は一定期間が経過した後、書店が自由に価格を決めて販売することが認められており、「自由価格本」や「バーゲンブック」と呼ばれています。長崎書店ではこれらの本の中から特に、文芸・芸術・人文科学・歴史・趣味の分野から価値のある本をセレクトし、定価の半額で販売する「GREEN BOOKS」としてフェアを開催いたします。
本は、木からつくられます。倉庫で静かに出会いを待っている本を読者のもとにお届けすることは、3R運動(Reuse、Reduce、Recycle)のリユース(再使用)にあたり、環境保全、資源保護にも役立ちます。
新本を半額でお届けする「GREEN BOOKS」。さらに、2冊以上お買い上げいただくと合計金額が6割引となります。新しい出会い、新しい可能性を探しに、知の森を散策してみませんか?
ギャラリー内にて開催しております。期間は本日より7月19日までとなっております。



↑写真中央の本は、当フェアの目玉商品のひとつ「熊本城─城郭・侍屋敷古図集成」。元々の定価がなんと52,000円(消費税が3%だった頃の本)というだけあって凄いボリュームの大型本ですが、グリーンブックスでは26,505円です。