2011年12月15日
文庫本画廊
こんにちは、スタッフの児玉です。
独創的な、あまりに独創的な、その名も『文庫本画廊』入荷しました!
本当にすばらしいのです。
文庫本画廊とは、文庫本の表紙を、絵画作品を観るように楽しもうという発想から生み出された逸品。製作は、本のある生活をふやすために、新たな本のあり方を模索し、人と本が出会う素敵な偶然を演出するユニット、『ブックピックオーケストラ』のみなさん。文庫本葉書も製作してくださっています。
一見すると額に入った小さな絵のように見えますが、絵のように見えるのは、実は文庫本の表紙の一部。 表紙の装幀を手がけた作家の名前や印刷会社など、絵に関した情報は裏面に記載してありますが、本の著者やタイトルはわからないように作られています。もちろん絵画のように飾って楽しむこともできますが、文庫本画廊はふつうの絵画と違い、絵画の裏に物語や思考がひそんでいるのです。文庫本の新しい楽しみ方として、また文庫本との新しい出会い方として、絵画を鑑賞するように楽しんでください。
レジ横の古箪笥の上に展示しております。ぜひぜひ実物をご覧になってみてください。「文庫本画廊」と言われているのに、中に入っているのが文庫だと信じられない位絵画としての側面が際立っている、独創的な、あまりに独創的な新感覚の文庫本です。よろしくお願いします!
文庫本画廊/book pick orchestra/1500円