石牟礼道子の音楽【イベント情報】

ながしょ

2015年04月19日 14:46

詩は声となり唄となる。
それこそ詩人道子ののぞみではなかったか。      渡辺京二


「苦海浄土」などで知られる熊本市在住の作家、石牟礼道子さんの文学を音楽で表現する『石牟礼道子の音楽 石牟礼道子の文学を、歌う』が開催されます。当店での開催ではありませんが、橙書店さんと当店にてチケットを販売しております。
石牟礼道子の音楽 石牟礼道子の文学を、歌う
日時:2015年5月10日(日)14時~
会場:早川倉庫(熊本市中央区万町2-4)
チケット:前売り2500円 当日3000円
出演者:歌とギター RODORODO(高谷秀司 小川紗綾佳)
朗読 伊藤比呂美
企画 坂口恭平
チケット販売場所:橙書店 ☎096-355-1276
長崎書店 ☎096-353-0555

高谷秀司
ギタリスト、琴奏者。日本を代表するブルースギタリスト。1985年に渡米後、ラリー・カールトン、デューク・ジョーダンらと共演。2002年にマサ大家とソウルメイツを結成し、ヨーロッパ、アメリカツアーを経て、ジャンジャック・ミルトゥー、ポール・ブラウンらと共演。シドニーオペラハウス「日豪交流年・ジャパンフェスティバル」、フランス大使館後援の「音楽の祭日」、東京藝術大学120周年記念「ジャズin藝大」などでも公演した。人間国宝山本邦山を迎えた「大吟醸」や、デビッド・マシューズとのアルバム「G2 NewYork Recordings」など幅広く活躍する。斬新な手法と繊細かつ大胆な音楽表現は、ヨーロッパ・アメリカを始め世界中の観客を魅了し続けている。

小川紗綾佳
シンガーソングライター。千葉県幕張総合高等学校音楽コース卒業。武蔵野音楽大学、器楽科マリンバ専修卒業。作曲家・筒見恭平が『10年に1人の歌声』と評し楽曲を提供するなど、魂が浄化されるような透き通ったボーカルと、心に溶け込むようなピアノが好評を得ている彩木雅夫作曲のCMソングへの詞の提供、ラジオテーマソング、イメージソング、歌手への楽曲提供など、今までに300曲以上の楽曲を制作。2013年、高谷秀司と魂の音楽ユニットRODORODOを結成。

伊藤比呂美
詩人。1978年『草木の空』でデビュー。性と生殖、そして死に関する言葉を多用し、『姫』『青梅』『テリトリー論Ⅱ/Ⅰ』などで80年代にかけての女性詩ブームをリードし、女性による詩のイメージを革新した。1985年『良いおっぱい悪いおっぱい』で「子育てエッセイ」という分野を開拓する。主な著書に『ラニーニャ』『とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起』『家族アート』『ミドリノオバサン』。2011年7月に『続・伊藤比呂美詩集』発刊。1984年より熊本市に住まい、1997年からはカリフォルニア州にも在住し、熊本とカリフォルニア間を往復する。2008年、熊本文学隊を旗揚げした。

坂口恭平
建築家、作家。1978年、熊本県生まれ。建築家・作家・絵描き・歌い手・新政府内閣総理大臣。早稲田大学理工学部建築学科卒業。卒論をもとに日本の路上生活者の住居を収めた写真集『0円ハウス』(リトルモア)を2004年に刊行。2006年、カナダ・バンクーバー美術館にて初の個展開催。東日本大震災後の2011年5月に東京から熊本へ移住、「独立国家」を樹立し新政府内閣総理大臣に就任。2014年に小説『幻年時代』(幻冬舎)で第35回熊日出版文化賞受賞。

早川倉庫さんのホームページ→http://hayakawasouko.com/

みなさまぜひご参加ください!



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