第4回街の本屋さんが選んだ絵本大賞
第4回街の本屋さんが選んだ絵本大賞が決まりました
こんにちは、スタッフの中山です。
この賞は長崎書店も加盟している「NET21」という街の本屋さんグループの児童書担当者が一年間に発売された絵本のなかから、最もお客様にオススメしたい絵本を選んでいます。
2014年もたくさんの絵本が発売され、私もすごく悩みました
さて、選ばれたのはどんな絵本でしょうか???
大賞
『いのちをいただく みいちゃんがお肉になる日』
原案:坂本義喜
作:内田美智子
絵:魚戸おさむ
講談社
定価:1512円
原案の坂本さんは熊本の方です。絵本の中にも熊本弁が出てきます。
私はこの絵本を読むまで、食肉解体業をされている人のことは考えたことがありませんでした。
今までは「いただきます」も作ってくれた人や、動物には言っていましたが、この絵本を読んでからは動物やその動物の命を解いた人や作ってくれた人に感謝を込めて言うようになりました。「ごちそうさま」もそうですね。
食べ物があふれているこの時代に、もう一度「食」について考えてみませんか?
今回の絵本大賞受賞に際して、私が帯にコメントを書かせていただきました。そちらも是非ご覧ください
絵本キラキラ賞
『ぼくのニセモノをつくるには』
作:ヨシタケシンスケ
ブロンズ新社
定価:1512円
昨年の第3回街の本屋さんが選ぶ絵本大賞の絵本キラキラ賞に輝いたヨシタケシンスケさん
またおもしろい絵本ですよ
私はこの絵本を就活生にも薦めたいです
絵本ピカピカ賞
『パンのおうさま』
作:えぐちりか
小学館
定価:1188円
なんと!パンの形をした絵本
パンが好きな王様がパンの王国を作っちゃいました。このままかじりつきたくなる可愛い絵本です
絵本わくわく賞
『しきぶとんさん かけぶとんさん まくらさん』
作:高野文子
福音館書店
定価:864円
この寒い時期にピッタリの絵本です。おふとんが更に恋しくなっちゃうかも!?
ゆる~い絵にご注目
長崎書店スタッフにもファンが多い絵本です。
他にも9作品がノミネートしています。
ノミネート作品や、受賞作の作家さん達からの受賞コメントが載った冊子も店頭でお配りしています。
是非お手に取ってご覧ください
↓桜井通り側のディスプレイです
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