気になる新刊
本日は気になる新刊を3冊まとめてご紹介したいと思います。
『サラメシ ランチをのぞけば、人生が見えてくる』
学研パブリッシング・編/1365円
こんにちは。
スタッフ松本と申します。
私も、毎週楽しみにしているNHKの人気番組サラメシが待望の書籍化です。
仕事の数だけ、昼がある。
働く人の数だけ、サラメシがある。
ランチをのぞけば、人生が見えてくる。
中井貴一さんのナレーションでもおなじみですよね。
番組に登場した、総勢21組の“サラメシ”を総力取材。
あの人が愛した昼飯(忌野清志郎、向田邦子、湯川秀樹、原田芳雄、赤塚不二夫、渥美清)も載っています。
『明日もいち日、ぶじ日記』
高山なおみ著/新潮社/1470円
そして、二冊目は当店で現在フェア開催中の高山なおみさんの新刊をご紹介します。
新潮社の「小説新潮」などで連載されていた「ぶじ日記」の単行本化となっております。 「今日もいち日、ぶじ日記」の続編です。
高山さんが日記を書き続ける理由は、文字にすると安心されるのだそうです。
子供でも大人でも、犬でも猫でも空の模様でも、放っておいたらじわじわとうつり変わって、もとの姿とは違う形になってしまう。さっきまでここにあったものが、もうなくなってしまう。いい言葉を聞いたらその声ごと、景色ごと残しておきたい。(まえがきより)
装画は佐々木美穂さん。高山さん夫婦の内面まで映した肖像画が力強いです。(表紙が高山さん、裏表紙がスイセイさん)
『アリスのおいしい革命』
著者/アリス・ウォータース、NHKエンタープライズ取材班
文藝春秋/1890円
最後にご紹介するのは、
アメリカで最も予約が取れないレストラン「シェ・パニース」のオーナーであり、世界中にスローフードを普及させ、「おいしい革命」を引き起こした料理人、アリス・ウォータースの著書です。
本書はNHK BSプレミアムで放送された、彼女の初の本格的料理番組をオールカラーで単行本化したものです。シンプルで美味しいレシピ集をはじめ、「グリーンキッチン」と呼ばれる自宅キッチン、食材を仕入れるファーマーズ・マーケットや有機農場、学校での食育菜園運動など、オーガニック料理のカリスマのすべてが分かる1冊となっております。
注目すべきは、本文中のほぼすべての写真が南阿蘇在住の写真家・野中元さんによるものだということ。料理家の妻、かるべけいこさんと食の自給をめざし、その自然と共存している姿は多くの人々の共感を呼んでいます。
本書では、美しい写真とともに、有機栽培、地産地消、スローフード―――人生を豊かにするアリス・ウォータースの世界に触れることができます。
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