もぐらバス
「もぐらバス」
佐藤雅彦・うちのますみ/作
偕成社
税込価格1,050円
「ピタゴラスイッチ」の制作者コンビが贈る、とあるバスのおはなし。
あなたの町にも、こんなバスが走っているかもしれません…!
こんにちは。スタッフのSです。
学校に通ったり、図書館に行ったり、待ち合わせ場所にでかけたり…
さまざまな目的をもった人々をのせて走るバスを、どこの町角でも見かけますね。
そんな生活にかかせないバスが、実は地面の下をも行ったり来たりしているのをごぞんじでしょうか?
地面の下には、「もぐらのけんせつがいしゃ」のほったトンネルがあちこちに通っています。
トンネルを走る「もぐらバス」は、地下の住人にとっても大切な交通手段。
今日もバス停では、ねずみや、もぐらや、こおろぎが「もぐらバス」を待っています。
ある日のこと。道路にたけのこが生えてきて、もぐらバスが通れなくなってしまいました。
おおきなたけのこです。
もぐらの運転手や、バスの乗客がどうしたかというと…
地下ならではの、ちょっとゆかいな事故ですね。
乗客は、たけのこで足止めをくってしまうのですが、「たけのこじゃしかたない」とおしゃべりしたり、本を読んで気長に待つ姿になごみます。ほりだされたたけのこは、町のみんなの夕ごはんに。
たけのこシチューや、たけのこカレーがとってもおいしそうでした
関連記事