ブログ講座第6回
さて、いよいよ講座も中盤戦。
今回10月21日の講座は「店舗PR向上講座」。
なんと、タンクマの元編集長・吉村尚子氏(美人です)に
講師に来ていただくという、豪華講座です。
これは、取材力を磨く徹底チャンス!!と思いきや、
当店は”取材を受ける側”ということに相成りました。
というわけで、今回ながしょは取材を受ける側の立場から
レポートをさせていただきます。
長崎書店取材チームは、吉村先生・ながしょ・長野さん・高橋さん・有働さん・柴田さんの6名。
しかもKKTのカメラも同行。 超緊張。
(店のスタッフには「取材が来るから、接客がんばってね!!」とハッパかけ済み。いつも頑張ってくれてますが!)
店に到着後、早速取材開始。
皆さん、いったいどんな質問してくださるのか?とドキドキします。
最初は店内ギャラリー内で。
「お店の歴史は?」
「営業時間・定休日は?スタッフは何人?」
「何冊くらい在庫してますか?」
など、
基本情報を皆さんチェック。
ふむふむ、定番の質問です。
欠かせない情報を、しっかりと聞いてこられます。
数分たったころ、皆さん煮詰まってきた様子・・・
そこで吉村先生から、
「場所、どんどん移動していいんですよ~」とのアドバイス。
確かに、一か所にとどまっていることはないですね。
お店のいろんな所に目を移しながら、発見を重ねて質問することは重要です!
店内の売り場に皆さん移動され、さらに活発なインタビューに。
「レイアウトはどのようにして決めたのですか?」
「ユニフォームはきまってるんですか?」
「中央のシマ台面白いですね!こだわりあるんでしょう?」
↑そうそう、そこ聞かれるとたくさんしゃべりたくなりますよ!! 力入れてるポイントですから!
他にも、
「お店の売りを一言でお願いします」
「好きなお客さん・嫌いなお客さんはどんな人?」
「ベストセラーの扱いや、商品情報の入手経路は?」
など、なかなかハイクラスの質問。
業種特有の情報も逃せませんよね。 いい質問です!
面白い質問だったのは、
「クラブ活動何してましたか?」
といった、個人的な情報に関する質問。
一見、直接店とは関係ないようでも、オーナーの
経歴・趣味など、話が膨らむ中で思わぬ
実のある話が引き出せそうです。
アソビの質問もとっても効果的かも!!
ながしょが普段受けている質問は、スムーズに返答できます。
しかし中には、
「上通はいつ頃から町として栄え始めたの?」
「アーケードが最初できたのはいつ?」
など、商店街情報ではっきりと答えられなかった部分も。
自店はもちろん、商店街の情報・歴史などもしっかり把握しなければ!!と反省させられました。
今回の取材を受ける中で感じたこと。
定番の基本情報から、業種業界特有の情報や、
商店街などの周辺情報など、受けた質問から
「自店の発信または用意しておくべき情報」を
インタビュアーから教わった気がします。
あらためてこのような情報を整理しておき、
ストックしておくことは重要です。
インタビューする側も、質問する
パターンをある程度決めておくことで
効率的な質問することができるでしょう。
ただし、一番大切なのは
取材先にどれだけ関心を持てるか。
これに尽きるように思えます。
関心があれば、いろんな気づきが多く得られ、
質問のバリエーションが増えます。
その関心の度合いを感じた取材先は、
きっとノリノリになって、聞いてもいない貴重な
コメントを出してくれるのでは?
今回はあらためて取材を受けて緊張の汗が
出てきましたが、貴重な経験となりました。
取材してくださった受講生の皆さん、
吉村先生、ありがとうございました!!
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