鳥取砂丘が生んだ写真界の巨匠!「植田正治作品集」が発売されました
「植田正治作品集」
植田正治/著
飯沢耕太郎/監修
金子隆一/監修
出版社名 : 河出書房新社
出版年月 : 2016年12月
ISBNコード : 978-4-309-27728-8
(4-309-27728-4)
税込価格 : 17,280円
頁数・縦 : 271P 29cm
植田正治の決定版作品集!!“童暦”“音のない記憶”“小さい伝記”“風景の光景”。家族、砂丘、オブジェ、演出写真。おもなシリーズと作品を網羅した初めての写真集。単行本未収録作品も多数掲載。
世界が注目する写真家の傑作を網羅する作品集。初期の家族・子供の演出写真のほか、「童暦」「小さい伝記」「音のない記憶」「風景の光景」など、主要な作品群から200点以上を精選する。
◎日本を代表する写真家の傑作を網羅する初の作品集
◎初期作品、家族の演出写真、「童暦」、「小さい伝記」、「風景の光景」、 「音のない記憶」など、主要な作品群から約250点を精選
◎大判でじっくり写真を楽しめる造本
◎監修者による精緻な解説
◎栞には、豪華執筆陣のエッセイを収録
ありそうでなかった全作品を網羅する写真集!
山陰の風土に根ざしながら、国際的な評価も高い植田正治の
写真家としての軌跡がありありと浮かび上がってくる。
あらためて、その凄みと魅力を味わい尽くしてほしい。
──飯沢耕太郎(写真評論家)
存命中に発表された初出をベースに構成されたこの写真集は、
植田ワールドがどのように日本の戦後写真史に刻まれたかを等身大に伝えるものである。
既発表でありながら、見知らぬ写真がたくさん収められた本書では、
新しい植田正治が発見できるだろう。
──金子隆一(写真史家)
飯沢 耕太郎 (イイザワ コウタロウ)
1954年宮城県生まれ。写真評論家、きのこ文学研究家。主な著書に『写真美術館へようこそ』『デジグラフィ』『写真的思考』『深読み!日本写真の超名作100』『現代日本写真アーカイブ』など。
金子 隆一 (カネコ リュウイチ)
1948年東京生まれ。写真史家。著書に『日本写真集史1956-1986』『日本近代写真の成立』、『インディペンデント・フォトグラファーズ・イン・ジャパン』など。展覧会キュレーションも多数。
植田 正治 (ウエダ ショウジ)
1913年鳥取県生まれ。一貫して山陰地方で制作を続け、家族や少女、鳥取砂丘やオブジェを題材にした独特の造形世界を作りあげ、世界的に高い評価を得ている。主な作品集に『童暦』『小さい伝記』など。
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