2013年06月23日
【終了報告】graf服部滋樹さんトークショー
この扉の向こうには・・・。
たくさんの人々、服部さんを待っています!!
こんにちは。
スタッフ杠と申します。
本日は6/22に開催されました
graf服部滋樹さんのトークショーイベントの様子を
お伝えいたします。
今回の開場時間は18:30.
開演が19:15とちょっと 余裕がありましたが。
ぞくぞくと入る、お客様。
見たところ、学生さんなどお若いお客様が多数。
そして 開演です。
今回は対談方式だったため
聞き手は ネストグラフィックス 河北さん。
イベントには2回目のご出演。
長崎書店にとって 恩人ともいうべきお方です
(いつも ありがとうございます!)
そして 熱心に語る服部滋樹さん。
教鞭をとっておられるからでしょうか。
柔らかい 語り口で話されるお姿、しかし関西人でいらっしゃるからなのか
ちょこちょこジョーク&関西弁が飛び出します。
スクリーンに映し出される graf初期メンバーの方々。
手に職を持ったいろいろな人々が集まりつくられたgraf。
今となってはたくさんのいろんなものをつくりだす、うみだす集団と
なり大きく成長していますが
はじまりは 6名でした。
今回のお話を聞いていてひどく印象に残った言葉があります。
その言葉は 『ようこそ ようこそ はじまりのデザイン』の中にも
記されているのですが
自分一人だけで100%完結、仕上げをしたくない
80%ほどで仕上げることで 自分以外の介入を許す
伸びしろを作っておくことで 120%になる可能性
その隙間が 次の可能性になる。
何かを作り出すとき ひとは完璧を求めたくなります。
”完成された美”という美しさもあります。
そこにあえて 隙間・余白を加えることで 第三者の介入
または次への可能性を生みだすものになる。
なんだか わくわくする言葉です。
自分の中で完成とみても 他者から見て物足りなさを
感じる。そこから自分と他人とあわされた ”なにか”
が生み出される。
とても 素敵な 可能性を秘めた言葉だと思いました。
そして トークショーの予定時間一時間半を
少々オーバーして はじまったサイン会。
服部さんには大変申し訳なく思っているのですが
はじめに 用意が不十分で
(客席の椅子が足りず急きょ スタッフ側にある椅子を提供したため)
椅子ではなく 傘立てに座ってのサイン会。
あとから 椅子を差し出したのですが お尻が痛かったことと思います。
大変 申し訳ございませんでした。
一人ひとり丁寧に 会話を弾ませ サインをしていく服部さん。
販売ブースの片隅には
タイの漫画家 ”タムくん”の 可愛いスタンプ 4種類。
ちらしや 買っていただいた本の 楽しそうに押していくお客様。
スタッフの私の最後に ぽんぽんっと押させていただきました。
今回 会場のお客様は真剣な様子で聞き入っておられる方
メモをとり うなずきながら耳を傾けられている方など
大変真摯に服部さんの発する言葉を受けとめている
印象を持ちました。
きっと デザイン・クリエイティブな現場で第一線で働いている方
目指しておられる方
たくさんの人々の心に響いたトークショーになったことと思います。
そのきっかけやお手伝いが出来たこと 大変うれしく思います。
最後に 長崎書店 店長長﨑と服部さんのツーショット。
お二人とも 嬉しそうですね。
graf服部さん、小坂さん 宮崎さん。
本当にありがとうございました。
またぜひ、熊本 長崎書店へお越しくださいませ。
こころより お待ちいたしております。