2012年09月03日
小山薫堂さんの新刊ともうひとつ
こんにちは、スタッフの児玉です。新刊を紹介いたします。
天草市出身の放送作家・小山薫堂さんの新刊が発売されました。小山薫堂さんは、今やその人気が全国区となったくまモンの生みの親でもあります。テレビ番組だと「料理の鉄人」や「ポンキッキーズ」や「電波少年」などなど数々のヒット番組に関わってこられた方で、脚本を手掛けた映画「おくりびと」も大ヒットしました。本もたくさん出されており、文庫の「恋する日本語」なんかは当店でもロングセラーの1冊です。
本書では、たくさんのヒット作を生み出し続けてきた小山薫堂さんが発想の極意を伝授してくれます。皆様のお仕事に必ず役立つ1冊、日々の生活がより楽しくなる1冊となるはずです。思考のポジティブなずらし方を会得して、さらに開けた世界を体感してください。
ブルータス最新号でもフェイスブックと本当のともだちについて小山さんが寄稿されています。ぜひあわせてどうぞ。
小山薫堂 幸せの仕事術―つまらない日常を特別な記念日に変える発想法/小山薫堂/1260円
ブルータス 2012 9/15号/630円
人の想いで満たされた本、人の想いそのものの本が誕生しました。「本の島」と言います。「本の島」というこの本の名前は、2009年に50歳の若さで亡くなられた編集者・津田新吾さんが生前に構想していた新しい出版社の名前でもありました。津田さんの本づくりへの情熱と妥協のなさは凄まじいもので、たくさんの著者や読者に慕われ尊敬される編集者だったそうです。私にも強烈に魅了された本というものがありますが、そのうちの1冊が津田さんの企画によって生まれていたことを今回「本の島」が出版されたことをきっかけに知りました。島と島とをつなぐようにして、星と星とをつなぐようにして、ゆたかに響きあう本の世界を夢見ること。津田さんの構想を引き継ぎ、終わらせないことを望んだ多くの方々の力によって生まれた「本の島」が、たくさんの方のもとへ届き読まれることを願っております。
本の島vol.1/吉増剛造ほか/1050円
店頭にて販売中です。