☆今こそ大人に絵本☆

ながしょ

2016年03月16日 18:45

「絵本って子どものものでしょ?」
こんな言葉をよく耳にします・・・

そんなことないですよ
大人にこそ絵本を読んでもらいたいんです

「子どもの時絵本読んでもらって楽しかったし、じゃあ読んでみようかな~。でも、絵本ってたくさんあるし、何を読めばいいの?」
という方にオススメの本が出ました


『大人が読みたい絵本500」 三栄書房 880円+税

この本には、元気になりたいとき、泣きたいとき、誰かと一緒にいたいとき・・・などテーマに沿ってたくさんの絵本が紹介されています
書店員や出版社のオススメ絵本も載っています。

忙しい現代で疲れた大人の心に寄り添ってくれる絵本があるはずです
こんにちは、児童書スタッフの中山です。
実は私、絵本セラピスト®でもあり絵本セラピー®という大人のための絵本のワークショップもしています

大人にも絵本をと思い、長崎書店のおはなしの森というおはなし会もアーケード(路上)でやらせていただいています。
まだまだ絵本=子どものものという考えの方が多く、お子様がメインですが先月のおはなしの森では大人の方も来ていただきとても嬉しかったです
読み聞かせのイベントは親子を対象としたものがほとんどですが、長崎書店のおはなしの森はお子さんからお年寄りまで年齢・性別問わず大歓迎ですよ

なぜ大人に絵本なの??
・お子さんに読み聞かせする時もいやいやではなく、お父さん・お母さんが好きな絵本を読めばお子さんにも楽しさがつたわりますよ
・子どもと大人の絵本の読み方は違うんです。大人は絵本の物語を自分に引き寄せて読む傾向があります。
 なので、1冊の同じ絵本でも100人いれば100通りの読み方があります。(笑う人もいれば泣く人も・・・)
・大人が絵本の魅力に気づけば、子ども・孫にも伝わっていき心豊かなお子さんが増えると思います
絵本を子どもに与えるのは大人なので、大人が絵本の魅力に気づかないと子どもまで届かないんです~

”大人に絵本”は今ブームなんです
こんな本も出てますよ
『絵本はこころの架け橋』、『絵本はこころの処方箋』共に瑞雲舎 1200円+税


絵本セラピスト協会の代表「たっちゃん」こと岡田達信さんが処方箋や架け橋になるような絵本を紹介しています。
絵本セラピー®って何?と興味を持たれた方はもちろん、絵本ガイドとしても是非読んでいただきたいです
可愛い表紙についジャケ買いしたくなっちゃう

『絵本のはなし』 白泉社 1300円+税


女優。モデルの菊池亜希子さんが絵本の世界を探検
紹介している絵本をイメージしたファッションも見どころ
菊池亜希子さん初の描きおろし絵本も収録してあります

「でもやっぱり絵本って子どものものじゃない?」といぶかしんでいる方も、「大人に絵本!激しく同意します!」という方もまずは今日ご紹介した本を長崎書店に読みに来てください
そして、月に1度の長崎書店おはなしの森にご参加いただけると嬉しいです
3月は20日(日)15時~15時半に長崎書店正面入り口前アーケードでやりますよ。
是非お待ちしております
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