こんにちは。スタッフの石川です。
服部みれいさんの「なにかいいこと」がついに文庫になりました!
待望の、熱望の文庫化です。
自分を上向きに変えてくれる102のことばを集めた一冊です。
今日は特別に102のうちの2つをご紹介したいと思います。
あとの100はぜひ実際に手に取ってお確かめください。
過去は変えられる
「過去を変えられる」なんて
「そんなわけない」と思いますか?
でも、過去は本当に変えられるのです。
どうしたら?今が変われば、です。
今が変われば、過去も変わります。
そして未来も変えられるのです。
思っていることをいおう
思ってもいないことを、ついいってしまう癖はありませんか?
「いい人」はそろそろ卒業して。
誰かの期待に応えようとする自分ではなく、
こころの正直な声を聞ける自分になりましょう。
その第一歩として、思っていることと、
話すことを一致させるようこころがけます。
「過去と他人は変えられない、変えられるのは自分と未来だけ」という言葉があります。
ある意味ではこれも真実ですが、もっと大きな意味で言うと「過去」と「他人」も変えられるのです。
過去に実際にあった出来事はもちろん変わりません。
東大を卒業したのに、卒業してないことにはなったりはしません。
何が変わるかというと「過去」の意味づけです。
例えば、ケガで入院したとしましょう。これは一般的に「不幸」という意味づけがなされます。
しかし、その入院先で看護師さんと出会い、恋に落ちて結婚したとしたらどうでしょうか?
「ケガで入院」の意味づけが「不幸」から「幸福」に変わります。
最愛の人に出会うことができたのだから。
つまり「今」が変わったから「過去」も変わったのです。
オセロゲームをしたことがある人はわかると思いますが、どんなに黒がたくさんあっても、端っこが白になると、すべてが白に変わります。
端っこが「今」です。今を白に変えることができたら、過去もすべて白に変わるのです。
このことを考えてみても、今、幸せでいることがどれだけ大事なのかがわかると思います。
今、幸せを選び続けていれば、過去に起こった出来事もすべて幸せに変わり続けていきます。
今、目の前で起こったことについて、何の意味づけも行わないことです。
意味づけは次に何が起こるかでコロコロと変わり続けるからです。
上の例でいえば、結婚したふたりが喧嘩をして離婚してしまったとしたら、やっぱり「入院」は不幸だったことになりますよね。
しかし結婚していたときに一緒に買った宝くじが当たってふたりが1億円手に入れたら・・・どこまでいってもこれには終わりがないです。
本当にわかるのは最後に死ぬときだけです。幸福とか不幸とかはそんな風にいつまでも変化し続けるのです。
今、起こったことをただ味わって受け入れ続ける。
それが今、幸せでいることのひとつのコツなんじゃないかなぁと思います。
あなたの中の「なにかいいこと」がなにかひとつでも見つかりますように。