気になる新刊 坂口恭平さんの新刊本日入荷しました

ながしょ

2013年03月06日 12:27



昨年の11月から先月まで、東京のワタリウム美術館で開催された展覧会「新政府展 坂口恭平」の展示作品をまとめた、坂口恭平さんの初のドローイング作品集『思考都市 坂口恭平 Drawings 1999-2012 』が本日入荷しました。超細密な絵から、スケッチ、漫画、写真、挿絵など多岐にわたる作品群がまとめられ、ほぼすべての作品に手書きのコメントや文章が添えられています。巻末の方のには、楽しく読める自筆年表も収録されています。この本はぜひ実際手に取ってご覧になってみてください。
思考都市 坂口恭平 Drawings 1999-2012/坂口恭平/日東書院/1764円






もう間もなく公開となる若松孝二監督最後の映画作品「千年の愉楽」の原作となる連作短編集『千年の愉楽』も収録した中上健次集・第7巻が発売されました。歿後二十年を記念して今回刊行が始まった中上健次集・全10巻の第一回配本です。千年の愉楽と同じく「路地」が舞台の傑作長編『奇蹟』や関連エッセイ、その他第7巻では阿部和重さんの書き下ろし解説や、荒木経惟さんによる著者写真も収録されています。若松監督46歳時に語り下ろされた伝説の名著『若松孝二・俺は手を汚す』も復刊されていますので、ぜひご一緒にどうぞ。
中上健次集7 千年の愉楽、奇蹟/中上健次/インスクリプト/3885円
若松孝二・俺は手を汚す/若松孝二/河出書房新社/2310円



以上、店頭にて販売中です。




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