ぶたのモモコはバレリーナ
「ぶたのモモコはバレリーナ」
作 森山 京(もりやま みやこ)
絵 黒井 健(くろい けん)
出版社 小峰書店
税込価格 1,155円
森山京さんと黒井健さんによる「ぶたのモモコ」シリーズが復刊されました
一に練習、二に練習!三、四がごはんで、五におやつ?なバレリーナ・モモコの一日を、やわらかく繊細なタッチで描いた絵本です。
佐藤です。
長らく品切・重版未定になっていた絵本が、このたびめでたく復刊されました!
こんなにかわいらしい絵本がずっと品切になっていたとは、もったいないことです。
ぶたのモモコはバレリーナ。
幼い頃、生まれてはじめて見たバレエに魅せられて、単身都会のバレエスクールへ!。
のみこみは遅かったけれど、そのぶん練習を重ねて夢をかなえた努力家です。
所属するバレエ団には、マリエというバレリーナがいます。
彼女は美しき天才肌のバレリーナで、モモコの友人でありライバルです。
田舎生まれの努力型ダンサーと、美人で才能あるプリマドンナ!
おたがいに、バレエにかける想いだけは負けません。
ちょっとこの設定は、女の子だったらどきどきしますね!
「マリエというすばらしいライバルがいるからこそ、あたしはおどることができる」と思えることが、モモコの一番よいところ。
朝ごはんにトーストを2きれ食べたり、明日は木いちごのジャムをぬったクレープをつくろうかなあ…と想像したり、ごはんをおいしそうに食べるところが、にくめません。
読むと、明日は今日よりも幸せな気持ちで朝をむかえられそうだと思える一冊です。
「ぶたのモモコとフルーツパーラー」も同時発売。
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