【読み聞かせ】もこもこもこ

ながしょ

2012年03月06日 17:40

作: 谷川 俊太郎
絵: 元永 定正
出版社: 文研出版
税込価格: ¥1,365
(本体価格:¥1,300)
発行日: 1977年04月
ISBN: 9784580813953





おはなしの森に、結構な頻度で登場している
名作、決定版、鉄板的な「もこもこもこ」
今日はそんな魅力を余すところ無く語り尽くしたいと思います
自分の愛娘と本と繋がりあえた最初の絵本と言っても過言ではない!
それくらい感謝しているし、大好きで、何も見なくても読めちゃう絵本

これは私だけではありません。多くのご家庭で読まれ続け、
たくさんの方に愛されている「もこもこもこ」

対象はベビーブックとして、赤ちゃんにおすすめされることが多いですが、
そんなことはありません。大きくなってからの小学生でも、大人でも、
みんなみんな楽しむことができます

私はこの絵本の読み聞かせで一撃必殺を身につけました
ちょっとだけご紹介します…

「しーーーーん」と始まりの1ページ…
思い切り子どもの方を直視し、目を開き、鼻に手をやり、
シーーーッと言いながら静かになるまで待ちます

静かになったら、勢いをつけてめくり
「もこっ!」とでてくる、その何かを指差して、
目を開き、鼻を開き、眉を全開にして、驚きの表情で
「もこっ!」と読むのです

もう、これだけの最初のつかみができたら後は大丈夫
これで大爆笑がおきること間違いなしなのですが、失敗しても大丈夫。
次にでてくる「にょき」、「にょきっにょきっ」を、「もこ」とは違う可愛い変声で
読むとそれだけで食いつきが何倍にも増します

この、「にょき」や、「ぎらぎら」、「ふんわふんわ」など、
子どもが大好きな音ばかりなのでしょうね

私はついつい笑いをとるように面白おかしく読んじゃう癖がありますが、
そうじゃなくても面白いからこそ、たくさんの方に長く愛されているのでしょう

個人的には「ふんわふんわ」を1つ1つ指差しながら読んでめくり、
次のページで「シーーーーン」に戻り、また「もこっ」と終わり、始まりに戻る。
この形が最高なんだと考えています
面白いがエンドレスに続くから最高
今日はこの興奮だけ伝われば幸いです。。。

ビックブックにもなっているので、おはなしの森でもひときわ目立っているのですが…
実は…まだ子ども達に選んでもらっていないので読んだことないのです。
ぜひ、次こそは、次こそは、と毎回持ってきますのでよろしくお願いしますね
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