読むだけで心がラクになる22の言葉

ながしょ

2012年02月18日 11:10



本田健/著 出版社名 : フォレスト出版
出版年月 : 2012年1月
ISBNコード : 978-4-89451-480-5
(4-89451-480-X)
税込価格 : 1,260円
頁数・縦 : 141P 18cm






何をやってもダメなときは、人生で3度ある
こんにちは。スタッフの石川です。

今日、ご紹介するのは、「読むだけで心がラクになる22の言葉」という本田健さんの新刊です。

私は昔、森田健さんの本を買いに行って、間違って本田健さんの本を買ってしまったというエピソードがあります。

そのとき、本田健さんの本を初めて読みましたが、こういう本との出会い方もあるのだなぁと思います。

間違って買ったとき、あぁ失敗したぁーと落ち込むこともできるけど、どんな本が手元に来たんだろう?とわくわくしながら読むこともできます。

そのときは、一瞬「あぁー自分っておっちょこちょいだなぁ」って落ち込んだけど、新しい本の世界が広がってよかったです。

さて、今回の本田健さんの本は表紙がかわいいし、とても手に取りやすくなっております。

中身を少しご紹介します。



今、あなたの運気の状態はどうですか?
もし運がいい状態でなくても、慌てる必要はありません。
なぜなら、運が悪いとき、何か乗れないなというときは、誰にでも人生に3回はやってくるからです。

そういう大波にもまれたときは、ある意味であきらめてしまったほうが勝ちです。
「どうせうまくいかないから、やめちゃおう」というぐらい無責任な態度を取る、つまり開き直れる人のほうがうまくいくから不思議です。

最悪なのは、すべてが裏目に出るような運の悪いときに、無理やり頑張って、ますます事態を悪化させてしまうことです。
うまくいかないときは、「ダメだから、これでいいや」と笑い飛ばしてしまいましょう。
そして、「ここからどれだけ運が悪くなれるのかな?」と想像してみてください。
すると不思議なもので、焦りがなくなったり、不安がスーッと消えていきます。

不安は、これからどんどん悪くなるのを怖れるときに出てきます。
しかし、もっと悪くなるのが当然だと開き直ると、不安を感じなくなるのです。
それどころか、好奇心が湧き出てきて、ワクワクしてしまうかもしれません。

運の悪いときは、気分もダウンしています。
だから、これからも良くならないのではないかという妄想にとらわれがちです。
しかし、「もうダメだ!」と思ったときには底を打っていて、知らないうちに運気が上向いたりするものです。
そういうときは積極的に休んで、次の波に乗る準備をすればいいのです。

(本文より抜粋)



私は年末から1月いっぱいくらいまで風邪をひいていまして、ここに書いてある内容のことを痛感していました。
数年ぶりにこんなに長引く風邪をひいてしまったので、なんとか風邪をはやく治したいという焦りや不安がありました。

でも薬を飲んでもサプリメントを飲んでも、ひたすら寝ても、なかなか治る気配がなく、途中からあきらめて、こんなに毒が出てるんだからきっと治ったときにはすごくすっきり気持ちいいだろうなとワクワクすることにしました。
そうやってあきらめていたら、いつの間にか風邪もすっかりよくなっていました。

あきらめるってマイナスのイメージの言葉かもしれませんけど、語源は「あきらかにする」だそうです。
不安や心配という雲を手放したとき、太陽が当たり、あらわになる自分の本当の心、あきらかになる自分ということなのかもしれません。

人生にダメなときが3回あるということは、ダメなときから這い上がる絶頂期も3回はあるということです。

スキーのジャンプも傾斜の角度が深いほど勢いよく落ち、そしてその分遠くまでジャンプできます。

より深くまで落ちることができる人は、より遠くまでジャンプできる人。

私はそう思います。

より深く風邪をひくことができる人は、より健康になれる人です。


まだまだ寒い日がつづきますので、お身体にはお気をつけくださいませ。


この本はビジネス書コーナーと雑学文庫コーナーに置いてあります。
一度手にとってご覧くださいませ。


今日も幸せな一日になりますように。



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