ふゆめがっしょうだん

ながしょ

2011年01月07日 09:00




「ふゆめがっしょうだん」
富成忠夫、茂木透=写真
長新太=文
福音館書店
税込価格945円



「ふゆめがっしょうだん」とう名前の通り、この表紙を見ていると、ふゆめの歌が聞こえてくるようです。
ふとんにもぐって本とチョコを貪る至福のひとときなスタッフSです。

葉の柄がついていた跡が、まるで顔のように見える冬芽。
笑っていたり、さみしがっていたり、歌っているようです。
じっと春を待つよりは、歌っているほうがよいのでしょうか。
たしかに、木は動かないけれど生きていますからね。

「ふゆめがっしょうだん」を読むたびに思うのです。
冬芽(ふゆめ)って見たことないなあ…と。
外に出れば、ひたすら暖かい室内を目指してしまうからです。

冬の公園で足をとめて、冬芽を探してみようと思います。

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