「原因」と「結果」の法則 ベーシック版
ジェームズ・アレン/著 坂本貢一/訳
出版社名 サンマーク出版
出版年月 2005年3月
ISBNコード 978-4-7631-9633-0
(4-7631-9633-2)
税込価格 1,050円
頁数・縦 95P 18cm
心は、それ自身が内側で、くり返しめぐらしつづけているものを引き寄せます。
つまり、それ自身がほんとうに愛しているもの、あるいは恐れているものを引き寄せるのです。
心は、良い思いばかりをめぐらすこともできれば、悪い思いばかりをめぐらすこともできます。
そして環境は、心がそれ自身の中身にふさわしいものを受け取るための場所です。
こんにちは。スタッフのIです。
今日、ご紹介するのは、「原因と結果の法則 ベーシック版」という本です。
ベーシック版は、さらにわかりやすい言葉で訳されて、コンパクトになったものです。
とても読みやすくわかりやすかったので、おすすめです。
気高い思いは、つつしみ深い穏やかな行いとして、つづいて、平和と幸せに満ちた環境として姿をあらわします。
希望と勇気に満ちた強い思いは、すばやい決断や前向きな行動として、つづいて、自由と成功と豊かさに満ちた環境として姿をあらわします。
誠実な思いは、正直な行いとして、つづいて、喜びに満ちあふれた環境として姿をあらわします。
やさしい思いは、他人を守ろうとする行いとして、つづいて、安全と安心に満ちた環境として姿をあらわします。
愛に満ちた思いは、周囲の人たちを思いやる行いとして、つづいて、長つづきする繁栄と真の豊かさに満ちた環境として姿をあらわします。
私たちは、自分の環境を直接はコントロールできないかもしれません。
でも、自分の思いは完璧にコントロールできます。
そしてそれは、間接的ではあっても、自分の環境を確実にコントロールできるということにほかなりません。
人の思い その見えないパワー その不滅の心の子孫は
いかに分厚い岩壁をも貫き 目標への道を切り開く
遅い歩みのなかでも 忍耐を忘れてはならない
理解する者として待つことだ
気高い心が立ち上がり命じたならば
神々は必ずそれに応えてくる
(本文より抜粋)
私は以前はとても心配症で、いろんなことを心配しては、そのとおりになっていました。
風邪をひくんじゃないかと心配したら風邪をひき、失敗するんじゃないかと心配したら失敗していました。
この本(やいろんな本)を読んでからは、どうしてそのようになるのか理由がわかって、できるだけ心配はしないように気をつけるようになりました。
原因(心配)と結果(出来事)はいつも結びついていて、そのとおりになっていたのでした。
愛しているものも、恐れているものも、自分が心で描いたことが現実になっていくのなら、いつも愛するもので心をいっぱいにしていたらいいですね。
ところで、最近とても暑いですが、「暑い暑い」と声に出して言っていませんか?
この法則に当てはめると、暑いとたくさん言っている人ほど、実際に暑さを感じる状況を自分の周りに引き寄せているのかもしれませんね。
暑いという言葉を「あったかいね」「よく晴れているね」などの言葉にかえると、また違った感じ方をするのではないかと思います。
雨でも晴れでも、暑い日も寒い日も、私たちを包みこんでくれるお空は、いつも「良いお天気」ですね。
今日も、幸せな空模様になりますように。
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