きっと!すべてがうまくいく
PHP文庫
ジェームズ・アレン/著 坂本貢一/訳
出版社名 PHP研究所
出版年月 2005年4月
ISBNコード 978-4-569-66369-2
(4-569-66369-9)
税込価格 440円
頁数・縦 185P 15cm
環境が人を作るのではない。
環境は私たちに、
私たちがどんな人間であるかを
知らせてくれるだけ。
こんにちは。スタッフのIです。
今日、ご紹介するのは、「きっと!すべてがうまくいく」というジェームズ・アレンの本です。
ジェームズ・アレンの本は簡潔に読みやすく真理を優しく教えてくれるので大好きです。
外側の世界である環境は、
心という内側の世界の現れです。
そして、たとえ良い環境でも悪い環境でも、
とにかくあらゆる環境が、
最終的には、そこに住む人の幸せに貢献します。
人は、苦悩と喜びのどちらからも学ぶことができるからです。
結局、私たちはどんなときにも、
自分が学び、成長を遂げるために
最適な場所にいるのです。
私たちは、
自分を環境の被害者だと信じているかぎり、
環境によって打ちのめされる運命にあります。
しかし、
「自分には、環境を育てるための
土地と種(心と考え)を
自由にコントロールする力がある」
ということに気づいたときから、
どんな環境でも克服できるようになります。
種を植えると芽が出るように、環境も自分の心にどんな種を蒔くことで、変わっていきます。
ひまわりの種を蒔けば、必ずひまわりの芽が出て花が咲くように、喜びの種を蒔きつづけていれば必ず喜びの芽が出て花が咲くでしょう。
それでも、人は知らず知らずのうちに何かを恐れたり心配したりしてしまいます。
それは心の癖のようなものです。
癖をなくすために、それを消そうとするのは結構大変なことです。
そうではなく、良い癖でそれを塗り替えていったらいいのだと思います。
例えば、たばこをやめたい人がガムをかむのを癖にするのと同じようなことです。
悪いことを考える癖があるなら、良いことを考える癖をつけていったらいいのです。
そのためには、言葉(口癖)を変えていくことが一番簡単で取り組みやすいと思います。
「ついてない」が口癖の人は、「ついてる」に、「すいません」が口癖の人は「ありがとう」に変えていくと良いです。
良い種をたくさん蒔いて、たくさん良いものを収穫したいですね。
今日も読んでいただき、ありがとうございました。
みなさまにすべての良きことが雪崩のごとく起きますように。
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