悩みから宝が生まれる

ながしょ

2010年05月11日 11:10

〈ムック〉の本
みっちゃん先生/著

出版社名 ロングセラーズ
出版年月 2008年6月
ISBNコード 978-4-8454-0808-5
(4-8454-0808-2)
税込価格 950円
頁数・縦 189P 18cm






人はみんな、経験から学びます。
失敗したこと、うまくいかなかったこと。
いろんな経験が全部、自分の養分になるんです。
だから、「なにをバカなことをしたんだ」という
見方をするんじゃなくて、
「よく学んでるなぁ」って。


こんにちは。スタッフのIです。

今日、ご紹介するのは、「悩みから宝が生まれる」という本です。

斎藤一人さんのお弟子さんのみっちゃん先生が書いた本です。

とても優しい語り口で、ほわっと心に染み込む言葉ばかりです。


地上では上とか下があるけれど、宇宙空間には上下がありません。
だから、宇宙空間では「落ちる」ということがないんです。
だって、「落ちる」って、下に行くことでしょう。
でも、宇宙空間には上下がないから、落ちない。

心は宇宙空間と同じで、上下がないのです。
だから、「落ち込む」という現象は起きない。
ただ、心は「内に入る」ことがあるんです。

日中活動すると、夜には疲れて眠ります。
当たり前ですよね。
それで、眠るとまた元気になる。
息だって、吐いたら吸うのが当たり前です。

心だって、疲れて休みたいときがあるの。
「内に入らなきゃいけない」ときがあるんです。
入って、しばらく休むから、元気になるんです。

「内に向かわせておいて、本当にいいんですか?」
はい、いいですよ。
ホントに、全然、だいじょうぶ。
だって、息もずぅーっと吸ってばかりじゃいられないでしょう。
自然と、息を吐き出しちゃう。

心も同じですよ。
「内」でじっとしていられなくなって、自然と「外に向かう」ようになっています。

「外に向かう」のがいけない、といっているのではありません。
心が「外に向かう」のは、楽しい。
自分のためにも、周りのためにもすごくいいことです。

でも、「内に向かう、入る」も必要で、いいこと。
「内に入る」もよし、「外に向かう」もよし。両方いいのです。
だから、「内に入った」とき、私はこんなふうにつぶやきます。

「内も、また、いいなぁ~」

(本文より抜粋)


私たちは元気なことはとってもいいことだけど、落ち込むことはよくないことだと思ってしまいますよね。

だから落ち込んでいる人に向かって「元気を出せ」と言ってしまう。

でも本当は、元気って出すもんじゃないんですよね。

元気って自然と出てくるもの。
だから無理に出そうとすると苦しいだけなんです。

内に入ってほわ~っと楽しんだら、自然に外に広がっていく。
ただ過程を楽しんだらいいですね。

なかなか簡単にはできないことではありますが、でもとってもシンプルなこと。

そのシンプルさを味わいたいと思います。



今日も幸せな一日になりますように。






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