今日から人生が変わるスピリチュアル・レッスン

ながしょ

2010年04月10日 11:10

アラン・コーエン/著 牧野・M・美枝/訳


出版社名 ダイヤモンド社
出版年月 2003年5月
ISBNコード 978-4-478-91014-6
(4-478-91014-6)
税込価格 1,785円
頁数・縦 301P 20cm





思い通りに生きたいのなら、
あなたの内なる声に
耳を傾けてください。
人生は自分で選んで
生きていくものなのです。

こんにちは。スタッフのIです。

今日、ご紹介するのは、「今日から人生が変わるスピリチュアル・レッスン」という本です。



映画「トゥルーマン・ショー」の中でジム・キャリーは、そうとは知らずに全生涯を彼の世界がすっぽり入る大規模なテレビのロケセットの中で生きる、という役を演じていました。
トゥルーマンは自分の意思で選択をしていると思っていますが、実は人生のすべてが遠くの制御ブースから観ているプロデューサーの計算によって操作されているのです。

じきにトゥルーマンはその企みを嗅ぎつけ、決して出ようとしたことのなかった小さな町から逃げ出そうとします。
しかし、その人気テレビ番組の続行のために、プロデューサーらはトゥルーマンが自由になろうと努力するたびに、障害につぐ障害を設定するのです。

ある時、制御ブースにいるアシスタントがプロデューサーに尋ねました。
「彼は脱出できるでしょうかね?」
プロデューサーは、真顔で答えました。
「彼が心からそう決意したなら、いつだってできる。本当のところは、彼はこの世界のほうがいいのだ」

あなたが生きている人生は、あなた自身が望んだものですか?
それとも、誰かがあなたにそうさせたがっているものですか?
時折、他人に決めてもらうほうが楽に思えることもあります。
でも、大切な人生の選択を怠慢にするなら、あなたは自分自身が何者であるかを決して知ることはないでしょうし、あなたがもつものを世の中にもたらすこともないでしょう。

ベンジャミン・フランクリンは、こう言いました。
「ほとんどの人は25歳で死ぬ。だが、75歳になるまで埋葬はされない」

肉体の死は、必ずやってきます。けれども、魂の死には選択の余地があります。
しかも、悲劇的です。外見的には申し分なく生き生きとし、通常の活動をつづけていても、魂が弱りきっていれば、それは本当の意味で生きているとはいえません。

どれだけ人生をしっかり体現するか、取り逃がしてしまうかは、自分自身の選択がどれだけ真実かにかかっています。
作家のロバート・ルイス・スティーブンソンはこう書いています。
「世間があなたに押しつけることにありがたく同意するのではなく、自分自身が本当にしたいことを知ることが、魂を生き生きとさせる」

(本文より)



ほとんどの人は、こうしなければならない、こうしなさい、という風に大人たちから言われて育ってきたのではないでしょうか。

こうしなければならない、ではなく、そのまんまでいいんだよ。自分の望むように生きてごらん。と心から受け入れてもらえたら、私たちの魂はもっと自由に大きく羽ばたくことができるでしょう。

私たちが生きるためには、誰かの承認が必要なのではありません。
自分が自分であること、自分で自分を受け入れること、それだけでいいのだと思います。

そうやって自分の内側の声に耳をすませながら、自分の魂が喜ぶことをしていったら、人生は誰と比べるものではなく、すばらしく輝きに満ちたものになるでしょう。

太陽は月になりたいとは思わないし、うさぎはライオンになりたいとも思いません。
太陽の生き方、月の生き方、うさぎの生き方、ライオンの生き方があるからです。

自分は自分の生き方をしていったらいいんです。
自分の生きたいように、望むように、ありのままのすばらしい自分で。



あなたにすべての良きことが雪崩のごとく起きますように。




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