2010年03月20日 11:10
〈今〉を通して〈永遠〉につながる、
(ここ)を通して(宇宙)につながる、
ゆったりした時空を
生きる呼吸の方法。
質問16
大げさなものではなく、身近に「気」を感じてみたいのですが、方法はありますか。
答え
さくらの木を感じる、見る
そうですね、ひとつやり方を教えます。
日本には四季があって、春にはさくらの花が咲きますね。
きれいですよね。
さくらは日本を代表する花です。
春になったらみんなお花見します。
ですが、気の世界では、花ではなく木の根っこを見るんです。
目の、
耳の、
匂いの、
舌の、
からだの、
そして気持ちの焦点を土の中にあてていると、
土の中にある生命のエネルギーがうごめいているのが感じられるんです。
これが気です。
目の焦点を合わせるのが、最初はやりやすいと思います。
お花見ではさくらの木の下に座って、重箱ひろげておいしいもの食べながら、お酒を飲むでしょ。
人間のからだは無意識に、自然の中から「気」という生命エネルギーを吸収してるんです。
このことを無意識にではなく、意識的、意図的に意志をもってするといいんです。
土の中に気持ちを向ける。
カメラでピントを合わせるように焦点を合わせます。
難しいですか?
じゃ、さくらの木の下に立ってください。
根がいっぱい張っているところ。
軽く目を閉じて、足の裏を意識してください。
そして土の中にさくらの根がしっかりと根を張っていると思ってください。
根は、しっかりと土の中から養分を吸って、大きく成長したさくらの木を支えていると思ってください。
美しい花を咲かせているさくらの木は、立派な根をもっているんだ。
「立派だなー」と思うんです。
ただそう思うだけです。
イメージするんです。
そうしてると足の裏から何かを感じ取ることができます。
慣れてくるとはっきりわかります。
これが気です。
エネルギーです。
生命エネルギーです。
さくらは人を元気にしてくれるんです。
春が来たらさくらの木の下で「幸せだなー」と感じてください。