みんなが幸せになるホ・オポノポノ

ながしょ

2010年03月13日 11:10

イハレアカラ・ヒューレン/著 桜庭雅文/インタビュー


出版社名 徳間書店
出版年月 2008年9月
ISBNコード 978-4-19-862604-4
(4-19-862604-9)
税込価格 1,575円
頁数・縦 247P 20cm




私たちの潜在意識は、
宇宙創生以来のすべての記憶にアクセスして、
顕在意識が認識する100万倍もの膨大な記憶を
いまこの瞬間に立ち上げています。
物事が完璧でなくなり、私たちが不幸になるのは、
この潜在意識の中の過去の記憶が再生されて、
私たちの人生に投影されるからです。
この潜在意識の中で毎秒立ち上がる過去の記憶を消去し、
神聖なる知能と一体化する方法がセルフアイデンティティ・ホ・オポノポノです。
これによって私たちは過去の記憶に惑わされることなく、
神聖なる知能からのインスピレーションを受け、
人間本来のあるべき生き方ができるようになるのです。


こんにちは。スタッフのIです。

今日、ご紹介するのは、「みんなが幸せになるホ・オポノポノ」という本です。

ホ・オポノポノとはヒーリングのテクニックのことです。

このヒーリングの不思議なところは相手に触れることも会うこともせずに、相手を癒すことができるということです。

正確には、その人を癒すというより、自分の中を癒して目の前にあらわれている世界を変えていくという言い方の方が正しいかもしれません。


心理学では、カウンセリングにあたって、相談者が抱えている問題にどう対処するかを考えます。
患者の中に問題があると考えるのです。

しかし、ホ・オポノポノでは、問題はあくまで自分自身の中にあると考えます。
ですから、自分自身をクリーニングします。
原因はすべて自分にあるのです。

もし、誰かの中にいやな部分、醜い部分を感じたら、それは、自分の中にもあるということです。
自分の中のものをクリーニングして消去することができたら、その誰かのいやな部分、醜い部分も消えてしまうのです。

ホ・オポノポノでは、次の四つの言葉をとても大切にしています。

ありがとう
ごめんなさい
許してください
愛しています

これらの言葉で、自分の潜在意識の中の記憶に感謝し、インナーチャイルドを慈しむのです。
しかし、難しく考える必要はありません。
この四つの言葉すべてではなくても、「ありがとう」と「愛しています」の二つの言葉だけでも、もっと簡単には「愛しています」という言葉だけでも構いません。

「愛しています」という言葉には、「ありがとう」「ごめんなさい」「許してください」という気持ちが入っています。
「愛しています」と言うことによって、神聖なる知能がそれを受け取ってマナを降ろして記憶を消去し、さらにインスピレーションが降りてくるのです。

もし、「愛しています」という言葉が言いにくかったら、「ありがとう」でも構いません。
「ありがとう」には「愛しています」と同じ効果があります。
また、「愛しています」の代わりに、「大切です」でも構いません。

(本文より抜粋)


以前、ご紹介した「結晶物語」の記事の中で、水に「愛・感謝」という文字を見せると一番美しい結晶ができるという話をご紹介しました。

つまり「ありがとう」と「愛しています」という言葉はあらゆる言葉の中でも、一番強いパワー持っているということですね。


この「ありがとう」はとくにすべての場面で使える言葉だと思います。

感謝の気持ちがわいてからありがとうと言わなくても、ありがとうと先に言うだけで感謝の気持ちがわいてきます。

人間の脳というのは無意識に自分の発した言葉の理由を探すようにできているからです。


「雨が降ってありがとう」
→「おかげで太陽のありがたさがわかったし、植物たちもとっても喜んでいてうれしいな」

「病気になってありがとう」
→「おかげで健康のありがたさがわかったし、痛みを知ることで人に優しくなることができたな」

「失敗してありがとう」
→「おかげで何が良くなかったか知ることができたし、成功への大きな一歩になったな」


みなさんも「ありがとう、おかげで・・・」探しをやってみませんか?

自分を認め受け入れ感謝することが、自分や世界を癒す一番の近道です。


ありがとう。

ごめんなさい。

許してください。

愛しています。



今日も幸せな一日になりますように。




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