バーソロミュー2

ながしょ

2010年03月06日 11:10

バーソロミュー/著 メアリーマーガレット・ムーア/チヤネル ヒューイ陽子/訳


出版社名 マホロバアート
出版年月 1994年7月
ISBNコード 978-4-944035-03-8
(4-944035-03-9)
税込価格 2,345円
頁数・縦 302P 19cm




あなたのなかには、完全に心やすらかで、いのちにあふれ、
目覚めている部分があります。

自分のなかのその部分を見つけてください。



こんにちは。スタッフのIです。

今日、ご紹介するのは、「バーソロミュー2」という本です。

以前、ご紹介した「バーソロミュー」の2として出版された本です。

このシリーズは3まで出ているのですが、私的には1と2がわかりやすくておすすめです。


ほとんどの人が、自分の役割や責任や義務というものが、自分そのものだと思っています。
そして人生が、「ねばならない」と「べき」の連続となり、たまに「したい」が混じっているという調子です。

全体性を取り戻すのは、気づきを通してです。

自分のなかをいのちがとうとうと流れているのを、感じるだけでいいのです。
それだけでいいのです。
瞬間瞬間、そうしていくだけです。
それが人生を完全に生きる、いまに生きるということです。

「正しい」生き方をする、などということには心をわずらわせなくていいのです。
誰もけっして、「正しい」生き方などできないのです。

どんな生き方をしても、かならず誰かがあなたを批判するでしょう。
世間から百パーセント受け入れられるということは、ありえないのです。
ですから、そんな努力はやめましょう。
自分自身を受け入れると、人はリラックスします。
そしてリラックスすると、“神意識”つまり“大いなる光”が動きはじめます。

そうなると、それを感じることができます。
ですから、何よりも自分自身を受け入れることです。
それで充分なのです。

自分以外のものになろうとするとき、あなたはその瞬間の感情を殺しているのです。
優しくしようとか、正しくあろうとか、陽気になろうとか、人を説得しようとか、少しでも無理をしているのなら、とにかくその努力を「解き放ち」、その瞬間のありのままの自分になってください。
自分自身になるだけでいいのです。

なぜなら、あなたは光であり、喜びであり、誰も傷つけないものであり、愛であり、心の平安であり、受容であり、あなたが考えつく最高の資質であり、それ以上のものなのですから。

(本文より抜粋)


自分自身を受け入れ、ただ自分自身になるだけでいい。

この言葉はとても祝福に満ちていて私は大好きです。

何かにならなきゃ・・これをしなければ・・私たちの思考はいつもそういう思いにとらわれています。

だけど、本当はそういう努力を手放して、自分自身になるだけでいい。

こうしなけらばならないと考えながら行動しているときより、こうしたいと感じながら行動しているときのほうがワクワクドキドキ喜び幸せをたくさん感じられます。

魂は自然と喜びを感じる方向に進もうとするもの。
人は幸せになるために生まれてきているのだから、幸せを感じることを自分自身のままでどんどんやっていったらいいんです。

「自己中心」の本当の意味とは、自分の魂の声に耳をすませて、自分の心が感じることを大切にできること。

人を振り回したり、周りに迷惑をかける「自己中心」というのは、本人でさえも自分が本当は何をしたいのかがわかっていないのです。
だから自己中心ではなく、中心がない、ばらばらの状態なのです。


良い意味の自己中心になっていきましょう。

あなたの夢や心の底から湧きあがる感情を誰も止めることも否定することもできません。


自分が終わりだと思わないかぎり、自分は終わらないのです。

中心を持って、自分自身となって、世界に喜びをもたらしましょう。




今日も幸せな一日になりますように。



関連記事