立ちどまってしまったあなたへ

ながしょ

2009年12月26日 11:10

鈴木秀子/著 五十嵐こずえ/絵


出版社名 サンガ
出版年月 2007年12月
ISBNコード 978-4-901679-54-1
(4-901679-54-6)
税込価格 1,449円
頁数・縦 142P 18cm






「あなたはただ、自分の中にエネルギーがあることを、
今まで知らなかっただけだよね?
『全部悪い、悪い』って思い込んでいたんだよね?

今度はそのエネルギーを、どう使うかだね。
あなたがそのエネルギーの力に気づき、
エネルギーの本来の力が発揮できたとき、
あなたは一歩乗り越えて、
自分の中の宝を、本当に輝かせることができるようになるね。

そのとき初めて、あなたは満たされ、
心からの癒しが得られるんだよ」


こんにちは。スタッフのIです。

今日、ご紹介するのは、「立ちどまってしまったあなたへ」という本です。

誰でも立ち止まってしまうことはありますよね。

立ち止まって、それ以上進むことができなくなるとき、それは本当はとっても祝福された瞬間なんだと私は思います。

歩くという字は「少し止まる」と書きますよね。

つまり、少し止まって動いて、また少し止まって動くこと、その繰り返しが歩みになるんです。

止まることは悪いことではないんです。

吐く息も吸う息も同じように大切で、どちらが良い悪いというのはありませんよね。

吸うと吐くがあって初めて「呼吸」になるように、止まると動くが両方あって初めて「歩み」になるのだから。



視点を変えれば、考え方が変わります。
考え方が変われば、気持ちが変わります。
気持ちが変われば、行為が違ってきます。

よい行動をとり続ければ、よい習慣が身につきます。
よい習慣が身につけば、あなたは温かい人になっていきます。

あなたのまわりに、よい人がどんどん集まってきます。
よいことが次々と起こります。

すばらしく輝く世界が開けていきます。



いま、ふとこのお話を思い出したので、ここでお話させてください。



カエルたちが大きなバケツに入ったミルクの中に落ちてしまいます。

どんなにもがいてもそのバケツから出ることはできません。

だんだんとみなあきらめて力つきて沈んでいきました。

でも最後に残ったカエルは最後まであきらめず手を動かし続けました。

そうすると、かき回されたミルクがだんだん固まってバターになってきたのです。

ついにカエルはそこから出ることができました。




止まってもかまいません。疲れたらゆっくり休んでください。

でも手だけはずっと動かしつづけていてください。


少し止まったらまた動いて、このカエルのように夢に向かって歩みをつづけてください。

そうしたら奇跡はきっと起こるから。





今日も幸せな一日になりますように。




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