愛への帰還

ながしょ

2009年06月16日 11:10

マリアン・ウィリアムソン/著 大内博/訳

出版社名 太陽出版
出版年月 1998年10月
ISBNコード 978-4-88469-162-2
(4-88469-162-8)
税込価格 2,730円
頁数・縦 317P 22cm







青空は永遠です。




こんにちは。スタッフのIです。

今日、ご紹介するのは「愛への帰還」という本です。


みなさんは「灰色の空」というものがあると思いますか?

この下の部分を読む前に、ちょっと考えてみてくださいね。


インドのあるマスターがかつて、灰色の空などというものは存在しないと指摘したことがあります。

それは常に青い。

しかし、時として灰色の雲がやって来ては青空を覆う。
すると、私たちは空は灰色だと思う。

これは私たちの心についてもいえることです。

私たちは常に完璧です。
完璧でないなどということは不可能です。

私たちの恐れに満ちた思考パターンや機能障害を犯した習慣が私たちの心の中に根を下ろし、私たちの完全性を覆ってしまいます。

ただし、これは一時的なことです。
それだけのことです。

それでも私たちは完璧な神の子です。
明けない夜はありません。
灰色の雲が永遠に継続することはありません。

青空は永遠です。

(本文より)



わかりましたか?

灰色の雲はあっても、灰色の空は決してありません。

空はいつも永遠に青いのです。

私たちの心も時々、灰色の雲に覆われてしまうときがあります。
不安、怖れ、嫉妬、怒りなどです。

だけどその雲はただ表面を覆っているに過ぎません。
その向こうにはいつも青空が広がっているからです。

青空とは、喜び、幸せ、愛です。

晴れや、曇りや、雨の空というのは、青空の表面をほんのちょっと覆っているいろいろな雲を見て、私たちが勝手に言っているにすぎません。


私自身が「空」で、感情が「雲」です。

怒りを感じるとき、私が怒りそのもの(空が灰色)になっているのではなく、私の中を怒りが(青空の中を灰色の雲が)、ほんの少し通り過ぎているというだけです。


灰色の空はないように、不幸な人間もいない。

そこにあるのは「灰色の雲」と、「不幸な考え」だけだから。


青空はいつも、永遠です。




今日も幸せな一日になりますように。





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